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＊銃撃の間＊
狂った様子で複数の銃を持つアメジスト
対面にコンタミ、スマイル、ショッピ
そして弓を握ったままのレオがいた
レオ
アメジスト
火を纏った弾丸がレオを避けて三人に向かう
「！！」
レオ
レオ
レオは弓から弾丸に向かって矢を放つ
放たれた矢は輝き、燃えさかる弾丸と同数になり一発ずつ、丁寧に破壊していく
アメジスト
レオ
レオ
レオ
ショッピ
コンタミ
コンタミ
アメジスト
ショッピ
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
先程以上に弾丸の数が増える
弾丸を破壊していた矢は次々に飲み込まれ灰と化していた
レオ
アメジスト
アメジストの瞳からハイライトが消える
闇に堕ちて堕ちて、闇から抜け出す事を自ら拒み、差し伸べられた助けの手すらも切り捨てる
夢を見るのを、完全に諦めた目をしていた
アメジスト
アメジスト
アメジスト
レオ
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
まるで幼い子供のような問い方だ
ノーアイズの影響だろうか
彼の顔には青紫の痣や火傷のあとが浮き出している
腕は刀のような鋭いもので切られた深い傷やハンマーなどで叩かれ、腫れたままの怪我もある
見える範囲だけで、かなりの怪我がありもしかしたら衣服で隠れている場所も大きな傷があるかもしれない
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
スマイル
一般市民で戸籍を削除するのは国際犯罪
出身国にもよるが、大体がバレれば一発死刑
皇族でも終身刑となるほど、厳しい犯罪
戸籍を持たないのは国が滅んで情報が無くなった戦争孤児だけであり、嫌われ者でるアビリティープレイヤーでも持つ事は許されている
それぐらい、戸籍は全人類平等に与えられるものなのだ
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
全てを諦めている
戸籍を削除されるという国際犯罪を起こされ、人には死んだモノ同然として扱われる
働くことも、生活の保護を受ける事もできない
そんな中唯一、叔父だけが彼を救いあげ、今の彼を形成したのだろう
アメジスト
アメジスト
さらに口調が幼くなる その度に痛々しい生傷が増える
顔全体に火傷や打撲跡
首には絞め付けられた跡も浮かび上がる
ショッピ
アメジストの周りに飾られていた無数の銃が集まり、その銃口から弾丸が次々に発射される
威力は低いとはいえ、弾丸のスピードは早く避けるので精一杯だった
スマイル
レオ
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
ショッピ
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
兄さん
兄さん
アメジスト
アメジスト
アメジストはピタリと動きとめ、兄さんを見る
兄さん
兄さん
兄さん
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
兄さん
兄さん
兄さん
アメジスト
兄さん
アメジスト
コンタミ
コンタミ
アメジスト
アメジスト
アメジスト
兄さん
アメジスト
アメジスト
ショッピ
アメジスト
レオ
アメジスト
？
また白のローブを被った男が間に出てくる
ピタッとアメジストの動きが止まる
アメジスト
？
？
？
？
レオ
？
パリンッ
何かが割れた音が響いた
アメジスト
？
レオ
ショッピ
アメジスト
アメジストの背後で円状に集まっている銃から弾丸が広範囲に放たれる
ショッピ達は避けながら作戦をたてる
ショッピ
？
コンタミ
？
？
？
何本もの炎の柱がコンタミとスマイルヲタ囲み、網目状になる
簡単な檻だろうが、アメジストの弾丸を全て防いでいる
？
？
レオ
レオが放った矢はアメジストの腕をかすって通り過ぎた
その隙にかアメジストの前に謎の男が飛び上がっていた
アメジスト
？
アメジスト
謎の男が大きく振りかぶった拳をアメジストに当てて、浮いていたアメジストを地面にたたき落とす
ショッピ
アメジスト
アメジスト
ショッピ
レオ
効果が切れると、アメジストの前にショットガンを構えたショッピが屈んでいた
アメジスト
ショッピ
アメジスト
アメジスト
アメジスト
アメジスト
ショッピ
ショッピ
アメジスト
？
謎の男は腕を組み、近くで2人のやり取りを見ていた
レオはコンタミとスマイルに怪我がないか確認をしている
ショッピ
ショッピ
ショッピ
ショッピ
？
ショッピ
アメジスト
アメジスト
パチンッ
アメジストが指を鳴らすと紫の仮面が出てくる
アメジスト
アメジストは近くに立っていた謎の男に力なくもたれ掛かる
レオ
？
？
謎の男はアメジストを抱えて消えていった
レオはショッピたちを見てにっこり笑った
その笑顔に、果たして意味があったのか
それは分からないが、適正者は仮面を額に近付けて姿を消した
そして、レオは残されたメンバーに向き直る
レオ
レオ
レオ
レオ
レオがそう言い終わると同時に、部屋の奥に空色の扉が出現する
グルッペンを筆頭に扉を開け進んでいく
そして最後に扉を通ったロボロは、レオが零した言葉を拾った
「皆様があの方の逆鱗に触れない事を祈っております」
扉を開けた先に待っていたのは病院にあるような設備が壁に置かれ医院長室みたいな内装
そこの奥にある書斎机に肘を付き、待っている人間がいた
？
？
そう言って
男は立ち上がった
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