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璃音
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#二次創作
桃 華恋🍑
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聖奈
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コメント
1件
第19話読みました〜😭💔 ゆあんの「みんなは悪くないのに…」って言葉に彼のいっぱいいっぱいな心が伝わってきて切ない…。夕暮れの色を思い出しながらえとを探す姿がもう…!柑橘色や萌葱色って色の名前でえとを感じてるのがエモすぎる。 えとの方も家で向日葵見て「もう二日なんだね」って呟くところ、寂しさが滲んでて胸がぎゅーってなったよ。最後の赤い夢の回想、続きが気になりすぎる…!
ゆあん
ヒロ
のあ
ゆあん
朝から怒鳴ってばかりだ
みんなは悪くないのに…
夜もろくに寝られない
勉強に集中なんて出来るものか…
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
ヒロ
のあ
ヒロ
ゆあん
あれ…? 誰か呼んだ?
……視線を感じるな
これ以上、ストレスを増やさないで くれよ…
のあ
ヒロ
ゆあん
クラスメイト
ゆあん
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
ヒロ
のあ
ヒロ
のあ
ゆあん
ヒロ
クラスメイト
クラスメイト
えと
えと
えと
自分の家なのに、忍び込むように そっと中に入る
えと
入念な家出準備が遅れて始まる
えと
通知が来すぎたせいか、もう残り10%
私はテーブルに必要そうな物と橙色の 小さめのリュックサックを置いた
えと
キッチンに置かれた菓子パンを 立ったまま食べ、軽く腹ごしらえをする
家を出てから、もう丸2日なにも 食べていないことになる
考えることが多すぎて、空腹を 感じなかったことに感謝する
ふと庭を見て、蕾だった花壇の向日葵が 咲いているのを見つける
もう、二日なんだね
えと
誰も居ないのに、一人でずっと何かを 呟いている
………寂しい、のかな…?
えと
私は、日陰で冷たくなった鍵を握りしめ 玄関に向かって歩み始めた
ゆあん
窓側にあるヒロの机に腕を立て 掌に顎と頬を馴染ませる
夕暮れの茜色に、退紅色の光を含む雲が 浮かんでいる
そこで思い出すのは、えとだ
えとは、色が好きだ
「みてみて!あの柑子色!きれい…!」
「あっちの萌葱色の葉っぱ!」
俺に、たくさんの色を教えてくれた
世界には、彩があると、教えてくれた
クラスメイト
ゆあん
驚きのあまり裏返った声が耳に届き 勢い良く振り向く
クラスメイト
ゆあん
クラスメイト
ゆあん
がんばれぇ!
いけるよ!
廊下から、コソコソと此方を覗き込み 小声で応援するクラスメイトが見えた
ゆあん
クラスメイト
ゆあん
なんでもなくなさそうに そんなことを言う
俺は無意識に、クラスメイトを睨んだ
なんでもなくないなら、言えば良いのに
その場を後にした
背後に、励ましに走る人の気配を感じた
「あおちゃん!一緒に帰れろ!」
「もちろん!みんなは?」
「委員会とか、先に帰っちゃったりとか 二人や?」
「そんなことない__」
えと
これは、私たちが小学生の頃
__私が、いじめられ、夢を見る前の 最後の帰り道
〝夢〟
〝悪夢〟では表しきれない、〝夢〟
いじめで、心が脆く、弱くなっていた
あの子の〝夢〟を見た
目の前で、禍々しく鮮やかな、真っ赤な 血が広がっていく
どれだけ手を伸ばそうにも届かない
その鮮烈な赤は、私の心と身体を 戦慄で染め上げた
両脚がガクガクと震えて止まらない
「ねぇ、返事してよ……!」
「いや、いやぁ…なんでよ…!!」
自分の声が遠く、遠く聞こえる
もはや動かず、只々冷たい灰色に 横たわる"あの子"は_
何かを、呟いた
えと
呼吸が苦しくなり、頭を左右に振る
こんなこと、思い出したくなかった
私は鞄から、少しくすんだ菖蒲色の ノートを取り出した