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助けてくれたのは殺し屋さん。

第10話 - 堕ちていく先には

2023年07月25日

#BTS

#BL

#グクミン

ぐくのぴあす🐰💜

ジョングク

今、彼はどこにいますか

ナムジュン

イタリアだ

ナムジュン

ヴィットーリアと行動している

ジョングク

そう、ですか、

ホソク

ここからだと12時間以上はかかるね

ジン

本当にいいのかジョングク

ジョングク

気持ちの整理は出来ています

ジン

そうか、、

ジョングク

ただ、ヒョン達にお願いがあります

ジョングク

今回の件は、俺1人でやらせて下さい

そして、イタリアに来たのは俺1人

ヒョン達は最初は反対した。ヴィットーリアと一緒にいるジミニヒョンを1人で殺しに行くなんて自殺行為だ、と。

だけど俺は折れなかった。この殺人依頼は、自分との勝負でもある。

愛してしまった人を自分の手で殺す。この思いを断ち切るには、こうするしかないんだ、

※ジミン目線

ヴィットーリア

ジミンさん、自分が何をしてるか分かってるの？

ジミン

分かってますよ

今、僕はヴィットーリアに銃を向けている。

ヴィットーリア

あらそう、

ヴィットーリア

殺したいなら殺せばいいわ

ヴィットーリア

だけど、その引き金を引いた途端に彼は死ぬ

部屋にあるモニターにジョングギが映し出された

ヴィットーリア

彼、今イタリアにいるみたいね

ヴィットーリア

なぜ、？理由は分かるかしら

ジミン

なぜですか、

ヴィットーリア

あなたが彼らの標的になったからよ

ジミン

、、え、

僕は、ジョングギに殺される、？

ジミン

なんで分かるんですか

ヴィットーリア

あの空港のいざこざの内に、Nofaceの1人に盗聴器を仕込んだの

ヴィットーリア

それに、今ジョングクの近くには私の仲間が沢山いる

ヴィットーリア

いつでも彼を殺せる状態よ

ジミン

ｯ、、、

ヴィットーリア

まぁ、今私を殺せばジョングクも死んであなたは殺されずに済むでしょうね

ヴィットーリア

あら、引き金を引かないの？

ヴィットーリア

それとも、、

ヴィットーリア

”引けない”の？

ジミン

、、、ｯ

僕は、、死にたくない訳じゃない

ジョングギに殺されるんだったらそれでもいい。だけど彼女はどうする、？

彼女がいる限りジョングギには近づけないだろう

ゆっくり銃を下ろした

ヴィットーリア

そうすると思ったわ

ヴィットーリア

さぁ、ジミンさん。私からの最後のお願いよ。これが終わればあなたは自由の身。

ジミン

、、、何ですか

ヴィットーリア

ジョングクを殺して

ジミン

、、、それは、出来ません

ジミン

殺したければ自分でやればいい

ヴィットーリア

いいえ。あなたにやって欲しいの

ヴィットーリア

拒否権は無いわ。これは私からのお願い、命令と言った方がいいかしら

ヴィットーリア

終われば私から解放してあげる。残りのNofaceにも手を出さない。報酬だって沢山あげるわ

ヴィットーリア

彼を殺すだけでこんなに大きな利益が貰えるのよ？

ジミン

なぜそこまでして彼を殺させたいんですか、

ヴィットーリア

なぜ、、、そうね、

ヴィットーリア

あなたの苦しむ姿が見たいから

ヴィットーリア

自分の手で大切な人を消す、、

ヴィットーリア

その絶望感に満ちた顔が見たいの

狂ってる、、

ヴィットーリア

あなたはなかなかやってくれ無さそうだから、制限時間を与えるわ

ヴィットーリア

今から24時間以内に彼を殺して

ヴィットーリア

出来なければ、

ヴィットーリア

Nofaceは全員死ぬことになる。そしてあなたは一生私の言いなり。

ジミン

一生、、ですか、

ヴィットーリア

えぇ。嫌気が差して自殺しようとしても阻止するわ

ジミン

それはきついですね、

どっちにしろ僕とジョングギ、両方が生きていられる可能性は無い

ジミン

、、分かりました、彼を殺してきます

※ジョングク目線

今夜開かれるパーティー、そこにはマフィアが集まる

ヒョンはきっと来る

ジョングク

強いやつお願いします

アルコールの強い酒を一気に飲み干し、辺りを見回す

酒を飲まないとおかしくなりそうだった

しばらくカウンターに居座っていると、隣に誰かが座った

酔っているせいか、視界が揺らぐ

ジミン

だいぶ酔ってんな、笑

ジョングク

ヒョン、、

ジョングク

あれ、おかしいな、

俺の目から涙が零れ落ちた

ジョングク

泣いたことなんて、ほとんど無いのに、

ジミン

、、、ジョングギ、

ジミン

知ってる。僕を殺しに来たんだろ

ジョングク

え、、

ジミン

殺せばいいよ

ジミン

銃持ってるだろ、早く殺せ

ジョングク

ヒョン、、なんで、

ジミン

これで最初にした取り引きが成立する。僕は死ねて、ジョングギの貰える額は上がる

ジョングク

ｯ、、、！

あぁ、そうだ。俺はヒョンと取り引きをしていたんだ。

ジミン

監禁されて、外の様子をまともに見てこなかった僕が、まさかマフィアの世界に巻き込まれるなんて、予想も出来なかった

ジミン

でもあの時、ジョングギに出会えてよかった。ジョングギは僕の知らない世界を見せてくれたね。

ジミン

でも、、僕はお前を裏切った、

ジョングク

、、、理由があったんですよね？

ジミン

最初はオリバーだった。ユンギヒョンの変わりに僕が仲間になればNofaceに手を出さない、そういう取り引きだった、

ジミン

本気で仲間になるつもりは無かった。だから僕はオリバーを殺そうとしていた。だけどヴィットーリアに出会った

ジミン

彼女もオリバーを殺そうとしていたから一時的に彼女を利用してオリバーを殺した。そのせいで、、体の関係も持った、ごめん

ジョングク

、、、そうだったんですか、

ジミン

そして今度は彼女に利用された。僕は気に入られて、一緒に来ないかと誘われた。断ればジョングギを殺す、そう言われて、僕は彼女に着いて行った、、。

ジョングク

ヒョンは危険な目に合ってまで俺を守ろうと、、

ジミン

だけど今度は、ジョングギを24時間以内に殺せと言われた。

ジョングク

俺を、、？

ジミン

でも僕には出来ない

ジミン

お前を、「愛している」から

ジョングク

ｯ、、、！

「愛している」

そう聞いた瞬間、俺はヒョンを殺せない、そう感じた

ジョングク

やっぱり俺には無理ですよヒョン、

ジミン

僕は最初から死ぬつもりだった

ジミン

ジョングギ、、

ジミン

僕を殺して

ジョングク

ｯ、、、

ヴィットーリア

話が違うじゃないジミンさん

ジミン

ｯ!!

ジョングク

ジミン

何でここに、、

ヴィットーリア

あなたは私を信用したかもしれないけど、私は違うわ。そんな馬鹿じゃない

ヴィットーリア

ジョングクに会えばあなたはきっと彼を救おうとする。だけど私さっき何て言った？

ヴィットーリア

彼を殺さなければあなたは一生私の物。そしてNofaceは消える。

ヴィットーリア

1人で逃げようとしたって無駄よ

ジョングク

ヒョン、俺を救おうとしたんですか？

ジミン

お前にはヒョン達がいるだろ

ジミン

だけど僕には誰もいない

ジョングク

ｯ俺がいるじゃないですか、

ヴィットーリア

いいえ、私よ

ヴィットーリア

今のジミンさんには私しかいない

ジミン

誰もいません

ヴィットーリア

あら、、私を裏切るの？

ヴィットーリアはヒョンにキスをしようとした

ジミン

調子に乗るのもこれで最後にした方が身のためですよ

ヒョンが彼女に銃を向ける

ヴィットーリア

いい度胸ね、これであなたに銃を向けられるのは何度目かしら

ヴィットーリア

あなたは毎回その銃を下ろす

ジョングク

今回は違いますよ

ジョングク

俺もいるので

俺は彼女に銃を向け、ヒョンを引き寄せた

ヴィットーリア

性格が悪いのね、見せつけるなんてひどいわ、

ヴィットーリア

、、、はぁ、もういい。もう終わりにしましょ。ジミンさんも要らない。

ヴィットーリア

だから2人まとめて殺してあげる

助けてくれたのは殺し屋さん。

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続きみたいです！！！！！！！！

ハッピーエンドがいいです！

ぐくのぴあす🐰💜

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