S.
唐突に、すちくんがそう言った
H.
えぇ急に、どうしたんだろう?
そんな困惑する僕を置いて話は進んでいく
S.
L.
H.
S.
H.
特に断る理由もなかったから、行くことにした
水族館かぁ、いつぶりだろう
そう考えて少し、ワクワクしてたのはみんなには秘密だ
車で1時間かけて水族館に着いた
青い世界を悠々と泳ぐ魚たち
水族館は少し薄暗いから、水の青さがより一層映える
H.
綺麗だけど、、でも……
自由に泳ぎ回る魚が少し羨ましかった
H.
H.
L.
サメを見て目を輝かせる暇72くん
その姿を見てると、なぜだか
沈みかけた心が軽くなった気がした
S.
すちくんが僕に手招きする
H.
H.
ふわふわと水の中を動き回るクラゲ
見てるとおもわず頬が緩む
S.
不意にすちくんが僕を頬を指さして、嬉しそうに笑った
H.
急なことに戸惑う僕
S.
困ったように笑いながら答えるすちくん
H.
そういえば、最近心から楽しいと思え事がなかった
だから、すちくんの言う通り笑ってなかったかも
でも、すちくんのおかげで今日
久しぶりに楽しいって思えた
H.
上手く笑えたか分からないけど
なるべく笑顔で感謝を伝えた
S.
すちくんはさらに笑顔で僕に応えた
S.
あれから、いろんな場所を見て回った
S.
S.
僕に手を差し伸べ、優しく微笑む すちくん
N.
H.
不意にその姿がないちゃんと重なって
思わず、声が出てしまった
S.
そんな僕を、不思議そうに見つめるすちくん
H.
伸ばしかけた手を、そっと下ろす
いつの日か、ないちゃんの手を握ったことがあったけな
その手の温かさは、もう思い出せない
これからも、きっと、思い出すことは出来ない
あの温かさに触れることは出来ない
そう思うとせっかく、さっき笑えたのに
また、少しだけ泣きそうになった
リリン
リリン
リリン
リリン
𝐧𝐞𝐱𝐭…♡800
コメント
62件
大丈夫! 無理だけは絶対にせんといてや! 頑張れ!
この作品見始めてからずっとないとる、、、
この作品が1番泣けた!!!無理はしないで作品作るの頑張ってください!!!