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信じてほしかった。

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信じてほしかった。

19 - 第18話 今はこれが僕の正解だから

♥

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2024年04月27日

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いむくんが水族館にいったその頃のいれいす

※初兎くん視点

しーんと、静まり返った部屋

ifくんが刺されてしまって、

いむくんも居なくなってしまって、シェアハウスには

前までのような騒がしさは欠けらも無い

S.

はぁ、、いむくん……

部屋の隅で膝を抱えて座り込む

ぽたりぽたりと落ちる涙が、僕の膝を濡らしていく

R.

初兎ちゃん……

S.

ッ……りう、ちゃん

あぁ、見られちゃった……

迷惑かけちゃうから、こんな姿見て欲しくなかったのに

R.

ッッ、

R.

ねぇ、初兎ちゃん

R.

出かけない?
例えば、水族館とかさ

急に俺に出掛けようと行ってきたりうちゃん

すごく、笑顔だった

でも、前みたいな笑顔じゃなくて

貼り付けたような笑み

俺のために無理やり笑おうとしてくれたことが

伝わってきて、すごく申し訳なかった

最小年なのに、無理させちゃったな、、

S.

……

いろんな後悔から押し黙った俺の手を

引っ張ってりうちゃんが言う

R.

よしっ行こう!!!

S.

あ、……うん、!

なるべく、元気よく応えた、、

つもりだったけど、やっぱりいつもみたいに

上手くは笑えないや

青い世界を悠々と泳ぐ魚たち

綺麗、だけど……

やっぱり、いむくんと一緒に見たかったと思ってしまう

その時ふと、クラゲコーナーが目に入った

そういえば、クラゲは死ぬと海に溶けて消えるらしい

S.

ッ、いむくん

なんだか、いむくんがクラゲのように

ふっと消えてしまわないか、心配になった

S.

違う、ところ見よ

そうして、クラゲコーナーから離れたところを

ぶらぶら見て回ってた時だった

H.

くらげ、かわいい✨️

S.

だよね〜!

そんな、いむくんとすちくんの声が聞こえた気がした

ばっと、勢いよく後ろを振り返る

聞き間違いではなかったらしい

俺から少し離れたところに、いむくんとすちくんがいた

S.

え、は?いむくん……?

R.

え!ほと...ングッ

りうちゃんもいむくんに気がついたらしい

大きな声でいむくんの名を呼び、近づこうとする

俺はそんなりうちゃんの口を抑えた

S.

行ったらダメや……!

R.

え?なんで……!?

不思議そうに尋ねてくるりうちゃん

俺だって、今すぐに近づきたい

でも、自分たちから突き放して

何も信じてあげなかった

そんな俺達が、近づいたとしても

いむくんが、受け入れてくれるはずがない

きっと、拒絶されて逃げられる

そして、もう二度と

いむくんと会えなくなってしまうのは、嫌や

R.

ねぇ、どうして……!?

S.

だって今の俺らが近づいても……

R.

あッ、そっ、か……

この先を言わなくてもなんとなく察したらしい

りうちゃんはいむくんに伸ばしかけた手を下ろした

幸い、いむくんは何も気づいていない

きっと、"今は" これでいい

R.

すちくんと、一緒にいるなら
大丈夫だよね、?

S.

そうやな……

最後にもう一度だけいむくんの姿を見る

大丈夫。

今は、君がただ生きてくれているだけでいい

それだけで十分だ

リリン

なんとか、書き終わった〜

リリン

1日2話投稿した私、偉すぎ✨️(((黙れ

リリン

じゃあまた、次回の投稿で.ᐟ‪

𝐧𝐞𝐱𝐭…♡800

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