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彩葉
待って！？！？陽菜！危ない！
陽菜
え？(上見る)
陽菜
あ。あは
後ろから突き飛ばされる
陽菜
…え？
彩葉
。！
陽菜
(後ろ振り向く)
陽菜
え。？
直輝
陽菜、、怪我な、、、、
陽菜
怪我な、いけど、、、
陽菜
直輝！直輝ー！！！！！
彩葉
119呼ぶ！
彩葉
もう。泣
陽菜
か、看板？？？
彩葉
…だね
血が垂れ流れる
彩葉
清潔なハンカチ！
陽菜
分かった！
陽菜
(強く抑える)
彩葉
意識呼吸！
陽菜
息はしてる
陽菜
まだ間に合う
医師
緊急手術を始めます
医師
メス
助手
はい
医師
心電図…急げ
助手2
はい
長時間の手術の末
医師
ﾃｸﾃｸ
陽菜
直輝は！？
彩葉
どうなんですか！
医師
手術は無事成功しました
陽菜
良かった泣
彩葉
良かったぁ泣
医師
酷い状態でした
医師
後で詳しく説明しますので後ほど来てくださいね
陽菜
はい
彩葉
わかりました
医師
直輝さんは暫く歩けないので入院になります。
医師
いつ意識が戻るかも分かりません
陽菜
…
助手
こちらに来てください
陽菜
…はい
彩葉
はい
助手2
先生お願いします
医師
うむ。
医師
えー直輝さんは
医師
頭部に外傷が見られ、多分飛ばしたあとであろう擦り傷等も見られます
陽菜
なるほど
医師
看板で間違いないですか？
彩葉
そうですね
医師
看板が落ちてきて恐らく下敷きになった時に脚を骨折しています
陽菜
(全国間近なのに。。。。)
医師
暫くは走ることはもちろん。歩くことも出来ないと思ってください
医師
少なくとも1ヶ月の入院は必要かと思います
助手
リハビリも重ねていくのでそこは安心してください
陽菜
つまり
彩葉
テニスはしばらく出来ないってことですか？
医師
そういう事です
陽菜
わ、私のせいで全国が。。。
彩葉
あれは仕方ないよ。
彩葉
直輝も悔しいと思うけど。
彩葉
陽菜は何一つ悪くないし
彩葉
守ってくれたんだから
陽菜
うん。
陽菜
でも
陽菜
あれだけ楽しみにして全国のこと話してもしかしたら、、、、泣
彩葉
看板が落ちてくることなんて誰も予測できないし
陽菜
確かにそうなんだけど。いっつも守られてばっかり。。
陽菜
そのたびに迷惑ばっかかけちゃって
彩葉
ほんとに直輝がそんなこと気にするかな。？
陽菜
っえ？(言葉詰まりながら)
彩葉
人柄もいいし。みんなのこと優先してくれる。
彩葉
私達も甘えてばかりだし。でも何一つ嫌な顔をしない
陽菜
うん
彩葉
しかも昨日だって陽菜の為に守って迷わず飛び込んできてくれてる
彩葉
そのあとも怪我してないかって、、
陽菜
直輝自分のこと考えてないよね泣
彩葉
周りばっか見てて、頼りになる泣
彩葉
ただ、本当に今回のは誰も悪くない
陽菜
そうだよね。
陽菜
でも一応帰ってきたら謝らないと。
彩葉
まあそうだね
陽菜
許してくれるかな
陽菜
怒られないかな
彩葉
直輝に限ってそんなことは無い！
陽菜
好きな人失いたくないよ。。。
彩葉
やっぱりね。
陽菜
ずっと前から好きだったし。気持ち伝えたかったけど
陽菜
タイミング合わなくて。こんな形になって泣
彩葉
うんうん
陽菜
何をどうしたらいいか分からなくなってきた泣
彩葉
でもさ。直輝も陽菜のこと好きだと思うよ
陽菜
なんで？(泣)
彩葉
いつもそばに居てくれて
彩葉
困った時もすぐに駆けつけてくれてる
彩葉
前陽菜が倒れた時も率先してみんなに指示してたよ？
陽菜
そうだったの。。？
彩葉
うん！誰よりも陽菜の事見てて
彩葉
昨日だって率先してくれた
彩葉
普通自分の身を呈してまで助けないよ
陽菜
今度直輝が戻ってきた時感謝とか色々伝える時に、気持ちも。。。
彩葉
そうしよ。
彩葉
いまは陽菜もメンタル的に傷ついてると思うから
彩葉
あんまり自虐せずに
彩葉
ひたすら直輝の帰りを待とうよ！
陽菜
それもそうだよね
陽菜
彩葉も悲しいはずなのに真面目に聞いてアドバイスとか慰めてくれてありがとう泣
彩葉
全然問題ないよ！
彩葉
悪いのは全部サボる作成者だから
のり
はいすみません。
陽菜
直輝をこんな目に合わせやがって
彩葉
陽菜落ち着いて
のり
はいすみません
のり
サボって
陽菜
そっち？(怒)
彩葉
まあまあ
ｶｷｰﾝ
彩葉
気晴らしにクレープでも食べに行こ
陽菜
そうだね
彩葉
美味いね
陽菜
美味い。。
陽菜
でもやっぱ直輝のお菓子も美味いな。。。
彩葉
あれは美味すぎる
彩葉
料理スポーツなんでも出来るね
陽菜
わかる
陽菜
申し訳ないことしたなあ泣
陽菜
泣泣泣
彩葉
ちょ、そんな泣かないでよ、、泣
陽菜
クレープ食べてると色々押し寄せてきて泣
陽菜
つい耐えれなくて泣
彩葉
分かるよ泣
彩葉
今日私の家来ていいから
陽菜
ありがとう泣
彩葉
いっぱい泣いてもいいからね
陽菜
うん泣
彩葉
着いたよ
陽菜
うん。。。
陽菜
颯人にも謝らないとだよね
陽菜
直輝が欠けたから。不戦敗になっちゃったよ
彩葉
仕方ないことだから。もう過ぎたことだし。
彩葉
切り替えろなんて言えないけどさ。。
彩葉
陽菜と一緒にいるから直輝を思う気持ちもわかるよ
陽菜
彩葉〜泣
陽菜
直輝さ。前にも1回倒れたじゃん？
彩葉
疲労で運ばれたね
陽菜
その時ですら辛かったの。
陽菜
でも今はまだ目覚めてないみたい。
陽菜
点滴状態
彩葉
医師は目覚めるから安心してって言ってた。
彩葉
安心出来るわけないけど
彩葉
信じよ。？
陽菜
信じたいけど。このまま目覚めなかったら。。
陽菜
何も言えないままで終わって公開する。
陽菜
後悔したくないよ泣
陽菜
そろそろ冬休み終わるのに
陽菜
こんな形になって泣
彩葉
うんうん
陽菜
直輝に見せれる顔なんてないよ。。
彩葉
大丈夫。大丈夫。。(陽菜の手をぎゅっと握りしめる)
陽菜
号泣
陽菜
彩葉。
彩葉
なに？
陽菜
泣いてもいいんだよ。彩葉も
彩葉
な、なんでよ
陽菜
我慢してるんでしょ。？
彩葉
どうして？
陽菜
ずっと手が震えてるし声も震えてる
彩葉
あはは。やっぱバレちゃうよね
彩葉
私が泣いたらさ。まともに話せないし。
彩葉
陽菜を安心させたくて。
陽菜
でも我慢することないよ。
陽菜
泣きたい時に泣けばいいよ。泣
彩葉
そう…だよ…ね…泣
陽菜
今度は私が聞いてあげるから泣
彩葉
うぅー泣
彩葉
実はね。
彩葉
過去に私も父を失ったの。
陽菜
そうだったの？
彩葉
隠してたんだけどね。
彩葉
その時さ。
彩葉
初めてそれが起きたことなの。
彩葉
その時父が
彩葉は。強くいい子に育って人に優しくしなさい
彩葉
って残して、
彩葉
その時悲しすぎて何も覚えてない。
彩葉
だから今陽菜がどれだけ悲しいかなんてすぐわかる
陽菜
そんな事があったんだ泣
彩葉
父はとってもいい人だった。。中学生の時に事故にあっちゃって
彩葉
その時に。
彩葉
人に当たらず真っ直ぐ向いて生きていこう
彩葉
って心で決めたの
陽菜
だから毎日明るいのね
陽菜
無理はしなくていいんだよ
彩葉
ありがとう!泣
陽菜
じゃあもう夜暗いし帰るね
彩葉
気をつけてね
陽菜
何とか帰れそうだな。
陽菜
街の灯り便利だなー
颯人
お。陽菜
颯人
やほー
陽菜
なんでこんな時間にいるのよ
颯人
ちょっとゲーセンで遊んでて★
陽菜
ソーナンダ
颯人
まあ俺は今から帰るから
陽菜
私も
陽菜
またね
颯人
またな
陽菜
ああー直輝なかなか連絡来ないなー
彩葉
直輝目覚めたよ！！
陽菜
まじ？！
陽菜
早く病院行かなきゃ
彩葉
行こいこ
陽菜
直輝いい(泣きながら)
彩葉
目覚めたんだね…!
直輝
心配かけてごめんな
直輝
陽菜、、あの後怪我してないか？
陽菜
それよりも自分の心配してよ！
陽菜
本当に心配したんだから
直輝
ごめんごめん、
陽菜
あ。私を庇ったばっかりに
陽菜
全国出れなくなってごめんね
陽菜
あんなに楽しみにしてたのに…
陽菜
本当にごめん
直輝
そんなことより陽菜が無事ならよかったよ
直輝
最後の大会じゃないんだしさ。
直輝
また！全国行けばいいんだよ！
陽菜
うぅ泣
直輝
彩葉
彩葉
ん？なにー？
直輝
陽菜と2人で話したいから一旦外で待っててもらってもいいか？
彩葉
ぜんぜん！
彩葉があとを去る
陽菜
直輝…どうしたの？
直輝
さっきさ
直輝
「私を庇ったばっかりに」
直輝
って言ってたじゃん？
陽菜
…うん
直輝
あれね。陽菜が危ない状態だったから迷わずに走っていっただけで。
直輝
陽菜じゃなかったら多分迷ってたと思う
陽菜
うん
直輝
陽菜が危ない状況の時は毎回「率先して助けなきゃ」
直輝
って謎に思って
直輝
その時考えたんだよ
陽菜
…なにを？
直輝
俺は陽菜が
直輝
「好きなんだな」
直輝
って
陽菜
…え。？
直輝
だから。今こんな状態の俺だけど
直輝
付き合ってくれませんか
陽菜
泣泣泣泣
直輝
まあ、こんなやつが好きって知ったら泣くよな
陽菜
違うの泣
直輝
え？
陽菜
嬉しくて泣
泣いてるの泣
泣いてるの泣
陽菜
実は
直輝
うんうん
陽菜
毎回私のために何かとしてくれて
陽菜
前の体育の授業でも
陽菜
ボールがぶつかりそうになった時に
陽菜
守ってくれて。。
直輝
そんなことあったね
陽菜
その時から告らなきゃって思ったんだけど。
陽菜
なかなか言う場面に合わなくて
陽菜
前2人でどっか行こって誘った時に告ろうかと思ったんだけど
陽菜
直輝が看板で倒れて
陽菜
自分のことが嫌いになりかけたの
直輝
そうなんだ
陽菜
でも彩葉が
陽菜
「誰も悪くない。だから自分を責めることはない。開き直るのは出来ないけど」
陽菜
「直輝なら許してくれる。その時に気持ちを伝えたりしな」
陽菜
って背中を押してくれて
直輝
うんうん
陽菜
こんなみっともない私でよければ
陽菜
寧ろお願いします泣
直輝
いいの？
直輝
付き合っても
陽菜
うん泣
直輝
俺もずっと前から好きだった泣
お互いに抱き合う
陽菜
泣泣(´；ω；｀)
陽菜
ありがとう泣
直輝
これから宜しくな！
陽菜
うん泣
のり
物語はどうでしょうか
のり
話作るの下手で構成になって無いかもしれませんが
のり
為になったり勇気を出したり
のり
感動したりしてくれたら嬉しいです！
のり
7話で終わりと短いですが。
のり
今回は一つ一つの話を長く創っているので
のり
結果的には10話くらいかなと思っています
陽菜
ここまで見てくれた皆様
彩葉
本当に
颯人
ありがとうございます
直輝
これからも
彩葉
直輝と陽菜の暖かい恋を応援して下さい！
のり
良ければ「イイネ！」「コメント」してくれると次の話のモチベになります！
のり
それでは〜
一同((次のお話で〜！
のり
お会いしましょう
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
