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コメント
4件
なんて辛い過去、、、
徹
中二の夏、お兄ちゃんに言われた言葉を最後に私はバレーの舞台から降りた
小学校に通い始めて1年がたったころ、私はお兄ちゃんに勧められてバレーを始めた。
最初はお母さんもお父さんも私と仲良くしてくれていた。
徹
静紅
母
父
静紅
徹
静紅
小学校4年生の秋、私も一、通称岩ちゃんと一緒にバレーをし始めた。
岩泉
静紅
小学校6年生の春、私は選抜の大会にお兄ちゃんと出場した。
男女では違うが、結果、お兄ちゃんも私も準優勝で幕を閉じた。
静紅
徹
お兄ちゃんは私と2歳違い、妹よりも熱心に取り組んでいるのは当然のことだ。
この頃からお兄ちゃんは私のことを妬いていたのかもしれない。
2歳違いの妹と同じ結果なのだから仕方がないことだ。私はそれに気づかなかった。
中学一年生の夏、私が遠征から帰ってきた時に「それ」は起こった。
静紅
母
父
親からは理不尽な横暴。お兄ちゃんは私に話しかけてもくれなくなった。
支えになったのは一だけ。
中学2年生の春。ユースに選抜された。
コーチ
監督
監督やコーチからの冷たい目線、及川徹の妹として見てくるマスコミ。
そして、
母
父
静紅
この頃から私は周りから機械と言われるほど、感情を殺して動いてきた。
一も途中から家を引っ越し、少し遠い場所に移り住んだ。
北川第1で過ごした思い出はこれくらい。
影山との関わりもあまり無かったと思う。
振り返れば…私は何をしてきたんだろうと心底うんざりする時もある。
中学3年の夏。お兄ちゃんも世間に顔を知らしめ、一躍有名になった。
北川第1でもそれは有名になる。当たり前だ。
周りの人
周りの人
周りからの批判、マスコミでの報道
私は違う意味で一躍有名になった。
お兄ちゃんが苦手。それは今でも同じだ。
私がお母さん達から暴行を受けてきたのも、お兄ちゃんからの入れ知恵だろう。
私はお兄ちゃんを信じられない。
謝ってくれても尚信じられないのは何故だろう、こんなことを思っていては私にもバチ、当たっちゃうかな。
あの頃の私は自〇しようかと思っていたほど溜め込んでいた。
お兄ちゃんと仲良くなろう、よりを戻そうなんて考えたこともなかった。
私はそれほど、自分を追いつめ…追い込んでいた。
静紅
母
父
今ではこう言われる始末。
お兄ちゃんがどういうふうに親に吹き込んだのかは知らないが、すごい言いようだと思う。
ものすごく理不尽。
徹
徹
徹
うるさい、黙れ、私のこと妬んでたくせに!!
私にめちゃくちゃ言ったくせに!!
謝ってくれたって私は許せなかった。