ここ最近 ずっと部屋にこもり 仕事に取り組んでいる彼
仕事の邪魔はしたくないし、する気もないけど、流石に少し心配だ。
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そう思い、お揃いのマグカップにホットミルクを注いで彼の元へ持っていく
コンコン
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三ツ谷
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三ツ谷
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三ツ谷
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三ツ谷
三ツ谷
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1度はじっくり見てみたかったデザイナーの仕事
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なんて感心していると
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現在時刻 am.2:50
見事に睡魔に襲われた
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三ツ谷
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三ツ谷
バサッ フワ (毛布です。)
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三ツ谷
暖かい温もりに包まれると同時に優しく落とされるキスを眠りながらも微かに感じた
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気がつけば暗かった部屋が朝日で照らされ 明るくなっていた
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ふと 彼の方を見ると 机に伏せる形で眠っている
私は 自分にかかっていた毛布をかけてあげた
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マネキンに着せられた まだ製作途中であろう 純白のウェディングドレスが視界に入る
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完全にウェディングドレスに見とれていると
三ツ谷
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ドン!ビリビリ!
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三ツ谷
驚いた拍子に躓き 目の前のウェディングドレスに咄嗟にしがみついてしまった
制作過程の物なので、軽く引っ張っただけでも破れてしまった。
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三ツ谷
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三ツ谷
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ここまで怒鳴られるのは初めてでどうしても声が震えてしまう。
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それに加え、マネキンの金具で擦りむいてしまった腕からは血が滲む
気づかれないように、そっと傷口を片方の手で抑え
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三ツ谷
バタン
外へと飛び出した。
三ツ谷
許してあげたいという本音とは裏腹に、続いた徹夜から来るイライラで責め立ててしまったことを後悔し
頭を抱え、かがみこんだ。
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朝日が照らすベンチに座り 1人で泣いていると
ドラケン
エマ
エマ
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エマ
ドラケン
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エマ
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突然名前を呼ばれ振り返れば 龍宮寺夫妻が居た(((
びっくりしながらも、今朝あったことを説明した
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エマ
ドラケン
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ネガティブな感情が湧き出てくる度に比例して涙も溢れてくる
エマ
ドラケン
エマ
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エマ
エマ
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エマ
ドラケン
エマ
エマ
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エマに手を引かれ 向かった先はドラケンのバイク屋さん
ドラケン
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ドラケンとイヌピーが共同で営んでいるというバイク屋さんの上に位置する小さな部屋に案内された
エマ
ドラケン
エマ
○○
ドラケン
まだ仕事が残っているらしく、下に向かうドラケン
エマ
エマ
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エマ
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エマ
慣れた手つきで テキパキと怪我の手当をしてくれる。
エマと話をしていると、自然と心が明るくなっていき さっきまでの不安などが吹き飛んだ気がした
それからも他愛もない話をしていたら、エマが突拍子もない質問をしてくる
エマ
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エマ
エマ
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エマ
ドタバタ バン!
そんな事を話していると 階段を駆け上がる音が聞こえ、数秒後に扉が勢いよく開けられた
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エマ
三ツ谷
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エマ
三ツ谷
エマ
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エマ
そういい、出ていくエマ
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三ツ谷
三ツ谷
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三ツ谷
三ツ谷
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三ツ谷
三ツ谷
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三ツ谷
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三ツ谷
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私が破ってしまったウェディングドレスは、彼にとって過去最高傑作だったと告げてくる。
それを聞いて、余計負い目を感じていると もう一度口を開く彼。
三ツ谷
三ツ谷
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三ツ谷
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満面の笑みを浮かべそう答えると 彼も笑みを零す
三ツ谷
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三ツ谷
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三ツ谷
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そう、私が言うと 何か物言いたそうな顔でこちらを見つめてくる
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三ツ谷
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三ツ谷
三ツ谷
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三ツ谷
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三ツ谷
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三ツ谷
突然のプロポーズに零れそうな涙を我慢していると、下にいた みんなが祝福をしてくれた
エマ
ドラケン
イヌピー
あれから数ヶ月 2人でデザインを仲良く考え
出来上がったウェディングドレスに約束通り彼の隣で裾を通した𓂃 𓈒𓏸໒꒱
𝑒𝑛𝑑
コメント
12件
いや、主様なんでこんなにすごい作品ができる?!!天才だ!!
三ツ谷、告白の仕方がイケメンすぎ
いや、、フォローめっちゃ最高やん、流石人の心を傷つけないで会話できる男だ!