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母
美桜
母
美桜
母
美桜
母
美桜
母
美桜
美桜
柊人
さくら
美桜
柊人
美桜
さくら
美桜
柊人は、私が幼い頃からずっと一緒にいる幼馴染。
最近は高校の関係であまり遊べていなかったけど、
私の親友、さくらが「もったいないから私が機会作るよ!」と言ってくれ、
今に至る。
私は申し訳なかったから最近さくらが気になってるって言ってた真琴くんも誘ってみた。
しかし、少し遅れるとのこと。さくらは私と柊人が隣になれるように調整してくれたが、余計なお節介だ。
美桜
柊人
美桜
こんな会話を聞いてさくらはクスクス笑っていた。なにがおかしいのだか。
美桜
柊人
私が指をさしてそう言うと、みんな私の指の先を見た。
柊人
真琴
美桜
さくら
美桜
柊人
美桜
さくら
さくらはそう言うと私たちの背中を押した。
ショッピングモールに着くと、人の話し声などで一気にざわついた。
美桜
柊人
真琴
さくら
美桜
さくら
美桜
嫌味ではなく、若干本気な感想をそのまま述べた。
柊人
真琴
確かに言われてみれば少ないかな?くらいだった。
美桜
柊人
美桜
さくら
真琴
美桜
私はさくらにウインクをして「察せ」と合図を送った。
案の定さくらは顔を赤くしたが、その後に軽く頷いたのを見て私はもう一押しした。
美桜
ついでに私は柊人にも合図を送った。
柊人は「任せろ」と言ったふうに頷いた。
柊人
真琴
柊人
真琴
美桜
私は半ば強制的に引き離すと、すぐさま柊人の手を引いて走った。
美桜
柊人
美桜
柊人
美桜
柊人
美桜
店員さん
美桜
店員さん
美桜
柊人
美桜
店員さん
美桜
柊人
美桜
柊人
美桜
柊人
美桜
柊人
美桜
柊人
美桜
昔話に思いを馳せながら話していると、食事が到着する。
店員さん
美桜
柊人
美桜
柊人
美桜は強制的に柊人を画面外へ移動させると、角度を調節してパシャっと1枚撮った。
柊人
柊人が覗き込んでくるから、美桜は携帯を柊人に渡した。
柊人
美桜
私たちは席に着くと、大きなハムサンドを手に取った。
美桜
柊人
しっかり挨拶をして、サンドイッチに早速かぶりつく。
ふわふわなパンと、ジューシーなハムの相性が抜群で、とても美味しい。
美桜
少々はしたなかっただろうか。しかし、それほどの美味しさだった。
柊人
柊人も目を丸くさせて驚いていた。
美桜
柊人
美桜
私たちが笑顔で会話しているとき。
ぴんぽんぱんぽーん。
放送が流れた。
本店に御来店していただいているお客様に、避難の指示を申し上げます
美桜
柊人
何者かが本店を歩き回っている故、危険な状態です。そのため、避難経路にそって外へ避難を願います
放送はそのまま「繰り返します⋯」と言って同じ放送を何度も流した。
すると瞬く間にみんなが一斉に走り出した。
美桜
柊人
みんなが焦って走り回っている中、落ち着いてなんて居られなかった。
警備員
警備員と思われる人が叫んでいる。
美桜
柊人
柊人はそう言うと「今だ!」と言って私たちは駆け出した。
美桜
さくら
美桜
さくら
真琴
真琴の声が聞こえ、安心する。
柊人
柊人が突然私の携帯を奪ってそう言うと、直ぐに通話を切った。
柊人
美桜
美桜
柊人
無我夢中で走る。
はるな
美桜
はるな
母親
母親は春菜と呼ばれた子供を助けようとするが、避難することに必死な人々に流されてしまう。
母親
柊人
突然柊人が逆方向に走ったかと思ったら、春菜を横抱きに抱え走り出していた。
美桜
シャッターが閉まる。
後ろには、誰もいない。
柊人
柊人は舌打ちをすると、シャッターが閉まるギリギリで子供を下に滑り込ませた。
母親
母親はシャッターの奥で「ありがとうございます」と何度も言っていた。
柊人
先程と全く同じことを言って、柊人は私の手を引いた。