/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
カオル
！？
異能力 空間移動(橙)
橙
非常に残念だよ 赭に碧に黈に綠が殺されるなんて
橙
色の中でも知名度の高かった者が死ぬなんてね
橙
…非常に哀れだ
カオル
… 結月さん達は下がって
結月
あっ嗚呼
橙
…見ればわかると思うが この塔は
橙
大忙しなんだ 沢山の捕まった哀れな者がいるからな
カオル
私と同じで…
橙
助けたいだろう
カオル
いいえ？
橙
…!?
カオル
…いやっ 私はだって…
カオル
戦いたくないし…そんなつもりじゃないし
カオル
強くなりたい訳でもないし
カオル
だって…
カオル
1週間前までは……
“普通”だった
カオル
…
結月
…
橙
そうか なら殺してやろう
橙
泣きながら蹲る事なんかない
橙
死んで全てを忘れろ
カオル
でもひとつ
カオル
聞きたいことがあります
橙
…ひとつか？
カオル
ええ 1つです
橙
…言ってみろ
カオル
何故あなたは そんな考えに
カオル
“変えられてしまった”のですが？
橙
!?
橙
何を言ってる 変わるも何もないだろう…
カオル
そうですかねぇ 前あった時は本当に…
カオル
“私たちについて”知ったようではありませんでしたね
カオル
あなたは自分から異能力者であることも 彩団であることも
カオル
伝えていなった
カオル
“仲間”であれば伝えるでしょう
カオル
でもあなたは 隠そうとしている様子でもなかった
カオル
慣れた手つきでPCを打ったり 上に行ったり
カオル
それで普通の人だったとは思いませんが
カオル
彩団だと隠そうとしているようには思いませんでした
カオル
…
薫は流茅に貰った銃で 麗羅を塔の角まで追い詰めて
尋問しだした
カオル
さぁ
カオル
この塔の知っていること全てを吐いて頂きましょうか
橙
…っ
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
