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ちょっとズレてる私と彼のお話。

夜久

俺、好きな人いるんだ。

るな

そうなんや。(リエーフ君のことかな)

夜久

どうやってアプローチしたらいいと思う?

彼に好きな人がいると聞いた時少し困惑した。

るな

(まぁいつも抱き合ってるしそりゃ好きになるか【適当】)

るな

まぁ多様性の世界やし、猛アタックすればいけるやろ。

夜久

??。そうだな、、

夜久

ありがとう。

話が終わるとすぐリエーフ君に駆け寄った。

私は『すぐ実践するタイプか、若いなぁ。』と思いつつ彼を見守る。

何故かコソコソと彼等が話していて不思議に思っていると

また彼が近づいてきた。

少し照れくさそうに口を開く。

夜久

あのさ、今日一緒に帰らない?

るな

(恋愛相談かな、、)いいで!!

何故か彼は微笑んでいて何を考えているのか分からない。

放課後になり彼のことを待っているとリエーフ君が近づいてきた。

リエーフ

ほんっとに困りますよねー、夜久さんはー。

るな

確かに、いつもリエーフ君にベタベタやし、大変そう。

リエーフ

え?

るな

え?

リエーフ

(あ、るなさん全然気づいてない)

るな

(リエーフ君鈍感なんやなー。)

変な沈黙が流れると彼が走ってきた。

夜久

おま、っ何も言ってないよな!?

リエーフ

言ってないっすよ

るな

言ってないで

夜久

多分話が噛み合ってない。

リエーフ君が

リエーフ

じゃ、俺はここで

と言いそそくさと帰っていった。

なんやったんやろうと思いつつ、彼の話を聞きながら帰ることにする。

夜久

で、本題なんだけど。

彼は私の目を逸らしている。

友達とはいえ女に相談しづらいことなのは当たり前だと思う。

るな

さっき言った通り、猛アタックしよう、!それしかない!

夜久

るなはそれされても嫌じゃないの?

るな

私は逆に嬉しいかも、そういうタイプじゃないし。

そういうと彼は私の手を握った。

そこで私はフリーズし、今までの彼の言動や行動を思い出す。

るな

もしかして好きな人って私のことやったりする?

夜久

気づいてなかったのかよ!!

るな

てっきりリエーフ君のことが好きなんかと思ってた。

夜久

なんでだよ!!

この後、爆笑しながら帰った。

〜帰宅後のLINE〜

夜久

るな

夜久

今日の告白、OKってことでいいの?

るな

断る理由がないわ、私もずっと夜久のこと好きやったし

夜久

ならもっと早くからアプローチすればよかった

るな

リエーフ君嫉妬してまうで

夜久

だからそういう関係じゃねぇ!!

るな

笑笑

夜久

るなにちゃんと好きって伝えたい。

るな

え、私も夜久の口から聞きたいかも。

夜久

じゃあ、また明日。

fin。

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