テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「ばいばい。」
そう言って、
彼女は足を踏み出した。
沢山の荷物を詰んだトラックが
すごいスピードで走ってきていた。
彼女は最期まで笑っていた。
その笑顔は本当に、
美しかった。
グチャッ…
‘’何か”が崩れる音がした。
その瞬間君の姿はもう無くて
見えたのは毒林檎のように赤い血
もうここに
君はいない
‘’幸せ”が崩れる音がした。
ギシギシギシ…
‘’何か”が生まれる音がした。
彼女が死んだのは
僕のせいだと思い出した。
いじめを裏で指示したのは僕だった。
今の今まで忘れていた。
その瞬間、
‘’恐怖”が生まれる音がした。
もうここに君はいない。
僕はこれから どうなるのだろう
‘’恐怖”は大きく 成長した。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!