旧校舎の3階。
私はそこに来ていた。
トイレの花子さんを呼ぶために。
呼び出し方は、3回ロックする。
結衣
花子さん、花子さん。
結衣
いらっしゃいますか?
すぐに、ギイッと扉が開く。
朝陽(花子くん)
はーい…
声が聞こえた。
結衣
(誰もいない…?)
後ろをむいたら、また、声が聞こえた。
朝陽(花子くん)
こっちだよ…
結衣
ひぇっ!?
びっくりして、色々な所にぶつけてしまう。
朝陽(花子くん)
あはは…
結衣
あなたが…トイレの花子さん!?
朝陽(花子くん)
その通り。そして、俺は怪異だ。
結衣
学年七不思議…すごい…
私はとんでもない人と出会ってしまったようです。
結衣
ご閲覧ありがとうございました。