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俺はあっきぃ!

この王国に住む一般庶民である

ak

今日の夕飯は何にしよっかな〜?🎶

国民1

ねえ、また人が襲われたらしいわよ?

国民2

えー、怖いわねえ...

ak

...早く帰ろ

この王国では、吸血鬼と人間が共存している。

人間は吸血鬼と''主従関係''を結ぶ制度がある

血を提供する代わりに、 恐ろしい他の吸血鬼から守ってもらうのだ。

国民1

まだ主従関係結べていなかったのかしらね、襲われた人...

国民2

気の毒だわ...。

ak

(俺も早く主従関係結ばなくちゃいけないのに...)

ある約束があり、主従関係が結べていない

ー8年前ー

ak

ちょ、ぷーのすけ!!

ak

どこいっちゃうの、泣

pr

ごめん、あっきぃ...

俺の親友だった彼は

俺を置いてどこかへ行こうとしていた。

pr

俺、吸血鬼やったんや

pr

あっきぃのこと襲いたくない

ak

だ、大丈夫だよ、!

ak

俺らの仲だよ?ぷーのすけがそんなことするわけ...

pr

それが分からんのや

ak

もう遊べないの...?泣

pr

...あっきぃ、

pr

主従関係制度って知っとるか?

ak

う、うん聞いたことある...

pr

俺が大人になって、絶対あっきぃのこと襲わんくらいの余裕ある吸血鬼になったら

pr

迎えに行くから待っとってくれん?

ak

わかった...!泣

ak

絶対忘れないでね、ずっと待ってるから...

pr

また会えたら、主従関係結ぼう

pr

他の吸血鬼の従者になるなよ!

そういって彼は笑顔でどこかへ行ってしまった

そうして今に至る。

ak

覚えてるの俺だけなのかな

ak

ぷーのすけ、他の人と関係結んだのかなあ...

ak

も〜、俺どうしたらいいんだよ〜〜

もぶ吸血鬼

いい匂いがする...

ak

(やばい、吸血鬼だ...!)

もぶ吸血鬼

おまえ、上等の血だな?

ak

え?!おれ!??

もぶ吸血鬼

主従関係結んでないようだし、ちょうどいい

ak

ひ....

もぶ吸血鬼

怖がんなよ、ちょっと血を吸うだけさ

ak

えっ、で、でも俺には...

ak

(でもぷーのすけも忘れてるのか、)

吸血鬼が俺に触れようと手を伸ばしてきた

ak

(俺もこれで...)

『他の吸血鬼の従者になるなよ!』

ak

っ!

ak

俺、やっぱムリ...!!

もぶ吸血鬼

あ、おい!!?!

もぶ吸血鬼

っくそ!こうなったら無理やりにでも...!

ak

助けて誰か...!

もぶ吸血鬼

ぐあ!?!!、

ak

.....え、?

気づけば吸血鬼の重みは感じなくなっていた

pr

ごめん、あっきぃ

ak

ぷ、ぷーのすけ...!?!

pr

遅くなった

pr

怖い思いさせてごめん

目の前には昔より大人になったぷーのすけがいた

ak

約束、覚えてたの、?

pr

当たり前やろ

pr

あっきぃも覚えてくれとってよかった。

そういって抱きしめられた。

ak

よかったっ....

ak

久しぶり、ぷーのすけ

pr

ああ、久しぶりあっきぃ

ぷーのすけからは、さっきの吸血鬼のような

恐ろしさは一切感じられなかった。

pr

行こ

そういって手を引かれた

pr

ほい、上がって

ak

お、おじゃましま〜す...

それから、俺はぷーのすけの家に案内してもらった

ak

約束、叶えないの?

pr

ほんまにええんやな?

ak

いいよ、ぷーのすけなら

pr

じゃあ、これ

ぷーのすけが差し出したのは、小ぶりな短剣だった

pr

指、ちょっと切るだけでええよ。

pr

ここの紙にサインと血一滴垂らしてほしい

俺は無言で頷いて、短剣を人差し指に押し当てた

ak

っいて、

微かに痛みが走って赤い雫ができた。

ak

ぷーのすけ、これでいい?

ak

っ、?

空気がピリついた気がした

ak

(ぷーのすけ、血の匂いに...)

正面にいるぷーのすけの喉が動いたのが見えた

ak

ぷーのすけ、

pr

ん?あ、ごめんあっきぃ

pr

それでええよ。ありがとう

ak

(平然装ってるけど...)

pr

改めてよろしく

ak

うん...よろしく

ぷーのすけの態度が心に突っかかっていた

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