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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

『意外な甘い恋』

第5話

スタート

13年前 当時7歳

のあ

ママ〜!!!

お母さん

どうしたの?

のあ

見て〜!!!
テストで90点とったの!!

お母さん

あら!!凄いじゃない!!

のあ

えへへ〜

私は小さい頃から誰かに褒められたり撫でられたりするのがすきだった

??

お母さん!!

だから

お母さん

どうしたの?"あの"

あの

見て!!テストで100点とったの!!

お母さん

あら、あのも凄いじゃない!!

あの

えっへん!!

お母さん

ふふっ

私よりも上をいって褒められる姉が嫌だった。

私が惨めになるからだ

その気持ちは年々強くなっていった

当時14歳

のあ

…お母さん

お母さん

どうしたの?

のあ

見て!前より成績上がったの!!

お母さん

ふーん…

お母さん

でも、お姉ちゃんの方が成績いいわよ?

のあ

ッ!!

私はこうやって親から比べられるようになった

私は比べられるのは仕方がないと思う 姉妹なんてそんなもんだろう でも、1番辛かったのは

あの頃みたいにお母さんが褒めたり撫でたりしてくれなくなった事だ

のあ

お母さん

のあ

次はもっといい成績になるように頑張るよ…

お母さん

あら、頑張って

私はあれから努力した

成績で比べられるなら

お姉ちゃんぐらいの成績になるように努力すればいい

性格面で比べられるなら

お姉ちゃんの真似をすればいい

声で比べられるなら

お姉ちゃんの声にすればいい

例え"私"と言う存在が無くなろうと

みんなが褒めるのは"お姉ちゃん" みんなが可愛いと言うのも"お姉ちゃん" みんなが撫でるのも"お姉ちゃん"

みんなは

お姉ちゃんしか求めていない

当時19歳

私はこの夜とある青年に会ったんだ

一目見た瞬間惹かれて私は青年の近くに行った

のあ

!?

その青年の近くに行くと 私が惹き付けられたのは"ボロボロの青年"だと言うことに気づいた

のあ

大丈夫…ですか?

ボロボロの青年

返事は無い 取り敢えず全身傷だらけなので最低限の治療をして近くの病院へと青年を運んだ

ん? 俺は一体…

ツンと鼻にくる消毒の匂いこれだけでわかる自分は病院に居るのだと

腹辺りに違和感があり、薄ら目を開けると…

知らない女が眠っていた

一瞬目を疑った

なぜ、知らない女が寝ているのか?と考えていると頭が痛くなり考えるのをやめた

あぁ、でも なんでだろう

この女を見てるだけで心臓がうるさい

あぁなるほど

どうやら俺は

知らない女に恋をしてしまったようだ

俺は理解すると女に喋りかけるように言った

うり

俺の名前は"うり"
良かったら覚えといて

そう言うと女の頭を撫で気絶するように意識を手放した

♡300

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝

『意外な甘い恋』

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コメント

3

ユーザー

これからも投稿頑張ってください! 応援してます!あと続き楽しみにしてます!

ユーザー

ちょっと物語変化もしれません!! あと、学校が始まったので投稿頻度が少なくなる可能性があります。 出来るだけ毎日投稿出来るように頑張ります!!すみません

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