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とあるカフェのオーナーさん

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とあるカフェのオーナーさん

7 - 第7話 一旦及第点やろ(By主)

♥

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2025年03月25日

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少しして…

雫玖(しずく)

は、恥ずかしかった…///

私はベンチに座り込んで撃沈…草薙さんは飲み物を買いに少し離れている

因みにすぐそこに居る

伯玖(はく)

??フリフリ

雫玖(しずく)

あ…(イケメンのフリフリだ…眼福…)

草薙さんに返すように手を振る

雫玖(しずく)

はぁ〜…

付き合ってしまった…と、思っている

嫌いとかじゃない、ただ…実感が無い

雫玖(しずく)

……(ダークウィックアカデミーって凄い厳しいって聞いたけど…大丈夫…なのかな)

雫玖(しずく)

(恋愛禁止とか言われてないのかな)

ポケ〜っとしながら眺めていると草薙さんが飲み物を抱えて隣に座って来た

伯玖(はく)

はい、どうぞ

雫玖(しずく)

あ、どうも…

差し出された冷たいレモンティーを受け取る

雫玖(しずく)

つめてッ…

伯玖(はく)

だ、大丈夫か?

雫玖(しずく)

だ、大丈夫です…///

裾を少し伸ばし冷たいボトルを握りキャップを開け口につける

雫玖(しずく)

ゴクッ…ゴクッ…

伯玖(はく)

少しは落ち着いたか?

雫玖(しずく)

プハ…えぇ、何とか…笑

キャップを締めペットボトルを傍に置く

伯玖(はく)

その…さっきはすまん

雫玖(しずく)

い、いえ!大丈夫ですよ!

雫玖(しずく)

えっと…その、嬉しいですし

軽く頬をポリポリと掻く

伯玖(はく)

驚かせたよな…いきなり

雫玖(しずく)

い、いえ!大丈夫ですよ!

伯玖(はく)

…その、改めて…良い…か?

雫玖(しずく)

えっと…やり直す必要ありますかね…笑

雫玖(しずく)

私はあの告白でも構いませんよ

雫玖(しずく)

あなたらしいと言うか…私は好きですよ?

伯玖(はく)

!!本当に…いいのか?あんなので

雫玖(しずく)

えぇ、私は好きですよ

草薙さんは安堵の溜息を吐き「少し…抱き締めていいか?」と聞いてきた為 ちっちゃく頷くと草薙さんは私をまた抱きしめた

雫玖(しずく)

はわッ…いい匂いする…

伯玖(はく)

は、恥ずかしいから…あんまり言わないでくれ…笑

伯玖(はく)

でも確かに…いい匂いするな…甘くていい匂いだ

雫玖(しずく)

ふふっ…笑このまま居たら2人で溶けちゃいそうですね

伯玖(はく)

そうだな笑2人だけで溶けちゃいそうだな笑

草薙さんの背中に手を回し 強く抱き締める

雫玖(しずく)

く、草薙さん…あの、そろそろいいですか…?

伯玖(はく)

ん?あぁ、暑いよなすまん

雫玖(しずく)

だ、大丈夫です!

伯玖(はく)

でももうちょい…このまま居ても良いか?

雫玖(しずく)

す、少しだけですよ…?

伯玖(はく)

あぁ、ありがとう

草薙さんは私の髪の毛を触れたり匂いを軽く嗅いでくる

雫玖(しずく)

あ、あの…?恥ずかしいので…///あ、あんまり匂い嗅いじゃ…///

伯玖(はく)

ん〜?

伯玖(はく)

嫌か?

雫玖(しずく)

は、恥ずかしいです…///

伯玖(はく)

そうか…俺は好きだがな

伯玖さんは私の首筋に鼻を当てスンスンと匂いを嗅いで舌先で軽く舐めてきた

伯玖(はく)

ペロッ

雫玖(しずく)

ひぁッ///だ、ダメです!///

思わず草薙さんの口を片手で抑える

伯玖(はく)

んむッ…

雫玖(しずく)

よ、夜とはいえ…ダメ…です

伯玖(はく)

……可愛すぎでしょギュゥッ

雫玖(しずく)

あ、ちょ…///んぅ…わ、分かりましたよ…///

草薙さんの頭を優しく撫でる

伯玖(はく)

はぁ〜…可愛すぎというか…甘やかし上手でしょ

雫玖(しずく)

わ、分かりませんよ…笑

伯玖(はく)

絶対学園卒業して絶対結婚する…

雫玖(しずく)

そう…ですね、絶対…私の所に来てくださいね?

雫玖(しずく)

その間、私も頑張りますから

伯玖(はく)

!!い、いいのか?本当に

伯玖(はく)

おれの家系って面倒臭いし…

雫玖(しずく)

面倒臭いかも知れませんけど…私はそれでもいいんです、貴方を大切に思えられるなら、貴方の傍に居られるのなら

伯玖(はく)

そっか…そ、っか…俺なんかで良ければ

伯玖(はく)

面倒臭いおれなんかで良ければ…

草薙さんは少し離れ私の手と自分の手を絡め私の手の甲にキスをして少し目を細めてこちらを見詰めた

雫玖(しずく)

ッ…///少し…刺激が強すぎます…///

慌てて目を逸らす

伯玖(はく)

??

〜〜♪

雫玖(しずく)

びゃッ!!

伯玖(はく)

うぉッ…

突然…私のスマホがブルブルと震え私の好きな曲が流れた

雫玖(しずく)

で、電話…か……ビックリした…

スマホを出すとそこには 【観月累】 の名前

雫玖(しずく)

あれ…もしかしてもう22:00なの…?

伯玖(はく)

あら、早いな…

伯玖(はく)

帰るか?

雫玖(しずく)

そう…ですね……観月さんもこんな時間まで頑張ってくれたので…笑

伯玖(はく)

…累さんと電話か……

草薙さんは少し…嫌そうな顔をしながら私を抱き締めた

伯玖(はく)

ちょっと…いや、嫉妬しちまうな

雫玖(しずく)

あ、ご、ごめんなさい…

伯玖(はく)

…なんて、女々しいことは言えねぇよな笑

伯玖(はく)

そろそろ寮に戻るしお前さんを家に送ってから戻ろうかね

伯玖(はく)

累さんにはもう少し遅れるとでも言っておけばいいだろ

雫玖(しずく)

わ、分かりました

観月さんに「少し遅れます」と連絡を入れると可愛らしい猫ちゃんのスタンプが送られてきた

雫玖(しずく)

あら、可愛い…笑

伯玖(はく)

さ、行こうか?姫様

雫玖(しずく)

あ、は、はい!

草薙さんが手を差し出してくれたためその手を握り歩き始める

伯玖(はく)

あ、そういえば…あ〜…まぁ、いいか

雫玖(しずく)

??どうしました?

伯玖(はく)

いや、オススメの場所に連れていくとか言ってただろ?

雫玖(しずく)

あ、そういえば…

伯玖(はく)

…また今度にするか笑

雫玖(しずく)

ですね笑

伯玖(はく)

あ、あと

雫玖(しずく)

ま、まだ何かあるんですか?

伯玖(はく)

今度から「伯玖」って呼んでくれよ?

雫玖(しずく)

わ、私が苦手なものを…笑

伯玖(はく)

あと敬語も

雫玖(しずく)

い、飲食で働いてますから無理ですってぇ〜!

伯玖(はく)

結婚する相手だぜ?家でもそんなふうだと辛いだろ?

雫玖(しずく)

そ、れは…まぁ、そうだと思いますけど…///

伯玖(はく)

んな?なるべく早めに頼むぜ?マスター♥

雫玖(しずく)

んむっ…く、草薙さんだってそうじゃないですか!意地悪いです!

伯玖(はく)

おれはいつでも治せるからいーの

雫玖(しずく)

ず、ずるいです!

伯玖(はく)

そうか?笑お前さんは本当に可愛いな笑

雫玖(しずく)

んむ〜!!!意地悪です!

伯玖(はく)

あはは笑可愛い人だな本当に笑

雫玖(しずく)

もう知らないです!
(˘^˘ )プイッ

伯玖(はく)

およ、拗ねちまった笑

雫玖(しずく)

ぷいです!ぷい!

伯玖(はく)

はいはい笑ほら、もう少し近づきなさいな、暑くなってきたとはいえ夜は寒いんだから

雫玖(しずく)

むぅ〜…

伯玖(はく)

ほら、おーいーで

雫玖(しずく)

うぅ〜…(近づいてしまう自分が憎い…)

伯玖(はく)

あ、累さんには俺から言っておくしそこまで気まずくならないようにしておくから安心なさいね

雫玖(しずく)

あ、は、はい、!(な、何を言っておくんだろ…なんか怖いなぁ……)

こうして…晴れてお付き合いをして…私は草薙さんに家の場所を教えて家まで送ってもらい…家の前で草薙さんと別れた

雫玖(しずく)

(ちょっと寂しいけど…観月さんのこともあるし…仕方ないよね)

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コメント

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今回はちょー短いんでもしね〜、あの…長いの欲しいよ〜って人居たら教えて……短かったらワンチャンNL行けるかもしれんわ……と、言う報告でした

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