今日は、きんときの誕生日だ
海の中をお散歩している時に、ハッとした
きんときとはもう5年も会っていないことになるのか…
きんときとは5年前から会っていない
5年も会っていないが、きんときのことを忘れたことは1秒たりともなかった
必ず、頭の何処かできんときのことを考えている
いつもきんときのことを想っている
スマイル
イルカ
スマイル
最近俺の周りをうろちょろしているイルカが俺の名前を呼ぶ
イルカ
スマイル
俺は、予想外の質問に少し戸惑う
イルカ
イルカ
スマイル
イルカ
スマイル
スマイル
…俺はもう人魚ってバレてる
行ったって、拒絶されるだけだよ…
イルカ
スマイル
イルカ
でも、それでも、
スマイル
スマイル
イルカ
イルカ
…確かに…
スマイル
俺は自分の家の方向へ泳ぐ
イルカ
イルカ
…なんか、聞いたことあるセリフだな
イルカはそんなことを言いながらも、1秒で俺の元まで泳いできた
スマイル
イルカ
イルカ
スマイル
スマイル
イルカ
イルカ
イルカ
そういい俺の隣に並ぶイルカ
スマイル
イルカ
スマイル
そんな理由でついてきてたのか
スマイル
そう
こいつは俺が飯を食う時も、寝る時も、遊ぶ時も、ずっといる
イルカ
スマイル
イルカ
なんだ、その豆知識みたいなやつ
何もかもを済まし、今は少しイルカとお喋りをしていた
スマイル
イルカ
イルカ
と、煽るような口ぶりでイルカに問われる
そんな言い方されれば強がってしまうじゃないか
スマイル
イルカ
イルカ
今度は、優しく、丁寧に聞いてくる
スマイル
なら、素直に答えてやる
イルカ
イルカ
イルカ
スマイル
スマイル
どんなに興味のないものでも、きんときと一緒にいれば楽しく感じた
きんときの会わなくなってから、俺にとってきんときがとても大きな存在だったと改めて実感した
なぜなら、きんときと会わなくなってから寂しさや、物足りなさを感じたからだ
俺とイルカは、勢いよく海面から顔を出す
イルカ
スマイル
そして、近い
だから、お月様の迫力を感じる
俺は近くにあった岩に座った
俺が真剣に月を眺めていたら、イルカが俺をまじまじとみていることに気がついた
スマイル
イルカ
イルカはあははーと言って誤魔化そうとしていたけど、俺が睨んだらそれをやめた
イルカ
スマイル
綺麗なまんまるだもんな
イルカ
イルカに否定されてしまった
スマイル
スマイル
俺は、改めて問う
イルカ
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
イルカ
スマイル
スマイル
俺は岩から滑り台のように降りて海に入った
イルカ
イルカ
イルカが俺の後に続いて海に潜った
イルカよりも先に潜った俺だが、イルカは猛スピードで俺を横切り、俺の前まで来て止まった
イルカ
イルカ
スマイル
昨日も半分寝ている意識でお散歩したしな
スマイル
イルカ
イルカ
イルカ
あくびをしながらそう言ってきて、こいつは限界なんだと思う
スマイル
スマイル
イルカ
イルカ
そう言うと、イルカは猛スピードで帰って行った
よし、俺はゆっくり帰るか
全く、あんな限界で来んなって話だけど、
着いてくれてきたことに感謝するか…
そんなことを思いながら泳いでいると、ボチャンと、何かが海に落ちてきたあるいは潜った時よ水の音が聞こえた
…なんだ?
俺はその音があった方向にゆっくりと泳いでいく
万が一危ない生物だったりしたら、危ないからだ
近づくにつれてそれがどんなものなのかわかっていく
あれは、人…⁈
俺はその沈んでいく人の場所まで急いで泳ぐ
早くっ…!!!
こんな夜にこんな深いところまで来たら、サメが来て食べられるかもしれない!!!
早く!!!
スマイル
近づいてわかった
沈んでいる人間は、真ん中に付けているのは違うものだが、俺と同じ、銀色の指輪をしていた
そして、その沈んでいく人間が付けている銀色の指輪には、真ん中にサファイアが付いていた
間違いなく、こいつは、俺の最愛の人物
きんときだ
スマイル
ariru
ariru
ariru
ariru
ariru
ariru
ariru
ariru
ariru
コメント
3件
1マァァァァンまでもう少しおめでとうございます‼️(/▽\)♪ こうやってつながる訳ですね、。なんというものだ、。