今、僕の目の前で信じられないことが起こった
薄暗くて正確なのとはよくわからないがマフラーを渡した数秒後、彼は金豚様の多分心臓に刃物を突き立ててた
しにがみ
ぺいんと
床に倒れ込む金豚様を見下ろしてトドメを刺すのではないかと思ったら僕のところにやってきた
しにがみ
彼の大切な物を燃やして傷つけたのだからそれは恨まれるのは仕方ないし誰かもわからない運営の人たちに殺されるのなら彼がいい
ぺいんと
しにがみ
その言葉に困惑しつつも動かないでいたら綺麗に縄を切ってくれた
しにがみ
ぺいんと
僕も金豚様も生かしておいて一体彼の目的はなんだろうと頭を巡らせるがちっぽけの僕の頭では正解に辿り着けそうもない
ぺいんと
しかしその答えは案外簡単で 『殺したくない』という思いから来ていた
ぺいんと
ぺいんと
しにがみ
彼に名前で呼ばれたのはいつぶりなのかわからないがとても久しぶりでこんな状況ながら嬉しく思ってしまった
しかし彼にもう一度読んでほしいとは図々し過ぎて頼めず彼の指示に従って部屋を後にした
自分の意思で真っ赤に染めた両手を少しの間見つめ俺はらだの応急処置にあたった
ぺいんと
応急処置といってもほとんど傷は塞がっておりする事はないので残っている麻酔を刺して痛みを和らげるくらいだ
自分の意志で人を傷つけたがどこかが壊れているのかあまり心は痛まなかった
ぺいんと
人を最初に殺したのはいつの事だっただろうかなど感傷に浸っていると後ろから声をかけられた
俺はらだの側離れ少し遠くに倒れている金豚きょー付近に座った
ぺいんと
金豚きょー
彼は心臓を貫いても死なず痛みで動けない事を2度刺した経験から導き出した俺は無力化するために躊躇わず刺した
ぺいんと
けれどきっとその痛みは尋常では無いと感じた俺はらだに使う予定がない効力の強い全身麻酔を彼に打った
打つ事によって傷が治ってもきっとすぐには動けない意味も込めてはいる
金豚きょー
金豚きょー
ぺいんと
ぺいんと
即効性の麻酔を刺したのできっと彼には俺の声は殆どうまく聞き取れていないだろうがそれを見越してわざと問いかけたのだ
金豚きょー
金豚きょー
金豚きょー
金豚きょー
しかし俺の予想は外れ彼は俺の問いに対して答えてくれた
そしてそのまんま誇らしそうに笑顔のまま意識を失ってしまったようでぴくりとも動かなくなってしまった
ぺいんと
あれからどれくらいの時間が経ったのだろうか
らだの傷は治り麻酔も底をついた
ぺいんと
外部の人間というだけでも警戒されるのにメイド服にらだの喉を切った時の返り血までついていたら上も説明しないといけない
最悪その場で殺されてしまうかも知れない
ぺいんと
きょーさんに麻酔だけ打って俺がいったほうが良かったとも思うが彼の側を離れたくなかった
ぺいんと
しにがみ
しにがみくんの方を見ると頬を叩かれた後があり何か言い争いになったのだと察せられた
コンタミ
レウクラウド
コンタミ
レウクラウド
簡易医療道具を持って現れたコンタミさんはいつもと変わらない声色で何か作業をし始めた
ぺいんと
コンタミ
コンタミ
ぺいんと
コンタミ
縄を拾いきょーさんを縛り上げていると感謝の言葉が聞こえてきたが特にお礼を言われることしているつもりは無かった
治療ときょーさんの隔離が終わった頃にはすっかり陽が上がってしまっていた
そして俺はコンタミさんにとある事をアドバイスされたのでそれを実行しようと心に決めながらお風呂に入った
コメント
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初恋¡¿¿..すいません、びっくりしすぎて!??が反対になってしまいました。(きょーさんは、女たらしのイメージしかなかったので。(-"-;A ...アセアセ)
はあやばぁ!!ぺんさん自分の意思がッッ!?!?т т 初恋ッッ良きッッ❗
何ですか?この神小説⁉︎この小説に出会えて良かったです!! 続き楽しみにしています!!(初コメ、フォロー失礼しました!)