magicshop

私は現実とはかけ離れた世界へ来てしまったようだ。

magicshop 第3話 ｢頑張れなんてありふれた言葉言うつもりはないよ｣

長年仕事を一緒にしてきたオンニの知らなかった顔

初めて知ったから少し戸惑ってる。

軽く会話をした後皆さんとは又後で合流することになった。

微妙な時間だな…

集合時間は5時。

私は家から荷物を持って来て置くことにした。

誰も居ない。 そりゃそうだ。

親はちゃんと生きている。 もちろん日本で。

韓国へ引っ越してきた私は苦労した。

韓国語があまり喋れなかったのだから。

これで…良いのかな。

私と彼らは一緒にいていいのか？

時計を見た私は焦りながら

荷物を持って部屋を出ていった。

先程より暗くなった集合場所に着いた瞬間私は頭を下げた。

私は10分遅刻してしまった。

やっぱり私には無理だ。 ♡♡先輩の方が良いんだ。

そんなことを考えていると目の奥が熱くなってくる。

何を言っているんだろう…。

頭を更に深く下げる。

ジョングクさんの言葉を聞いた私は

｢頑張れ」 そんな言葉よりずっと嬉しい応援に聞こえた。

ずっと何処かを見ていたテヒョンさんが言った言葉。 『ヌナ』

そしてテヒョンさん・ジミンさんと3人で

先に行っていたメンバーの後ろへ走っていった。

会いましょう。