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※ちょーっとだけグロい k n さん過去編
ーーーー!!!
ーーー!?
k n
珍しく夜中に目が覚めたのは ある日の夜のこと
母さんと父さんの大きな声に 起こされたからだった
気になって 目を擦りながら ぼやっとした頭を抱えて向かった
リビングは一面 真っ赤で
そこにいたのは両親と
...吸血鬼
k n
俺は困惑していて 佇むだけだった
吸血鬼
ふと吸血鬼と目が合うと 奴はニヤリと不気味に笑った
父
父
母は倒れていて
父は俺を守ろうと吸血鬼を必死に抑える
でも...人間が吸血鬼に勝てるはずもなく...
あっけなく死んだ
k n
しにたくない
しにたくない
k n
目に入った包丁を手に取り 勢いよく吸血鬼に取り掛かる
k n
k n
抜いては刺して
抜いては刺して
死んだかどうか気にもせず
怒りと恐怖をぐちゃぐちゃにして 繰り返す
k n
涙で視界が歪む
俺が殺したんだ
みんな死んだんだ...
言わないでおこう
親が殺したことにしよう
父の手に包丁を握らせ
罪を被せる
k n
k n
k n
k n
『後天種』
純血種の吸血鬼を殺すと呪われ 自身が吸血鬼になってしまう
もし、...知られたら...
考えるだけで鳥肌が立つ
k n
目眩に耐えきれず座り込む
体がゾワゾワして吐き気がする
吸血鬼になっていくんだ
忌み嫌われる吸血鬼に...。
警察
警察
k n
警察
警察
精神的なショックでほとんどが 記憶になかった
ただ、嘘をついたことは鮮明に覚えている
吸血鬼を殺したのは父で その後に傷が深くて父も死んだのだと。
それからというもの、 俺は部屋に引きこもった
精神的な問題と
太陽に当たると 体調を崩すようになったから
k n
k n
人間のご飯は食べられなくなって
空腹でおかしくなった
人間を襲うなんて...俺は嫌で
自分を傷つけ始めた
k n
カッターで何度も体を刺す
死ねない程度に。
吸血鬼特有の再生能力で すぐに回復して
改めて吸血鬼になったんだと 思い知らされた
だんだん全てがどうでもよくなった
このまま餓死してしまえばいいと思った
そんな時 、あいつは現れた
k n
血は甘くて とろっとしていて
ちょっと...かわいく見えた
ごくっ...♡
思い出すと
また飲みたくなった
だめだ って...わかってんのに
せめて人間らしくありたかった
でも……
k n
1度知ってしまえば
虜になる
だって 俺はもう...
"吸血鬼だから"