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私は今、この子の家にお邪魔している。まさかこんなすんなり入れるなんて。
先生が顔すら見せてくれない、と言っていたから期待はしてなかったのに。
これはよくやった方なのか…? それとも、もしかして家に帰れない…?
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ヘリン。綺麗で可愛い名前。 彼女にピッタリだ。この綺麗で可愛い顔立ちに。
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…こうなったからには本題にさっさと行った方がいいのかもしれない。
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またまたしくじった。
学習しない私。絶対しくじった。 表情何一つ変えない彼女。
もう帰りたい。絶対変な人だと思われた。
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そう告げた時に彼女、ヘリンは言った
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その落ち着いた声が部屋に響く。
心地よい声だな。
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ほぼゴリ押しで家から出た。
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不登校の子と聞いて、いいイメージを持てなかったけどやっぱり偏見ってダメだな。
ヘリン
彼女と仲良くなりたい。
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私たちは仲良し4人組でお昼ご飯はみんなでいつも食べる。
それで昨日あったことをみんなに話してみたところ、ハニオンニは彼女と同じ中学出身で、知ってたみたい。
ハニオンニ曰く、彼女は中学に入学してから一匹狼のような存在だったらしく
近づけば近づくほど離れていくような人だったらしい。
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彼女がケンカ…?
あんなに大人しそうなのに…。
なんだか廊下がうるさい。とてもがやついている。
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がやつきの原因は。
ヘリン。彼女だった。
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昨日と変わらずストレートの髪に相変わらずの表情。
耳には有線イヤホンを付けて廊下を歩いている。
なんでここにいるんだ。
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私は走っていた。彼女の元へ。 なんでか分からないけど体が勝手に。
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そして人か来ない教室へと彼女を引っ張った。
彼女はと言うと、
?
って顔をしている。
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そう言ってふっと笑う彼女。
とてもケンカするようには思えない。
そして有線イヤホンを取ろうと耳に手をかける。
その耳にはピアスが何個かついていた。
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そういえば私は生徒会長。ダメなことはダメって言わなきゃ。
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カン・ヘリンは行ってしまった。
行先は分からないけど…。
それでもほんとに来てくれるとは。
…彼女は案外素直なのかもしれない。