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屋敷の主は獣と人を拾いました

第2話 - 2話

2,101

2024年07月08日

#男主

#wrwrd

ななs

千暁

2話

夜

千暁

ふぅ、そろそろ寝るかな

千暁

それにしても寒いな……ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

千暁

💭あいつらは大丈夫だろうか、

ダッダッダッ

千暁

？

千暁

虎か？

バンッ(扉が開く)

ゾム

千暁ｯ！！

千暁

どうかしたか？

ゾム

ご主人様がｯ、

千暁

！

千暁

行こう

ゾム

ﾀｯﾀｯﾀｯ

千暁

ﾀｯﾀｯﾀｯ

チーノ

ﾋﾞｸｯ

チーノ

ｸﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ

トントン

チーノ落ち着け

トントン

その人は大丈夫や

チーノ

ｯ、

千暁

どいつだ

トントン

この人や、

ロボロ

ご主人様に変なことしたら噛み56すからな

千暁

分かってる

千暁

💭こいつが主人だったのか

コネシマ

うﾞぅﾞ……

千暁

💭体が冷たい

千暁

低体温症だな

千暁

誰でもいいから倉庫から毛布を1枚取ってきてくれ

ゾム

食料庫と同じ場所か？

千暁

あぁ、扉入って左の下から3段目だ

ゾム

わかった

ゾム

ﾀｯﾀｯﾀｯ

千暁

それと、お前らがいいなら中に連れてく

エーミール

私達もついて行っていいんですよね？

千暁

逆に着いてきてくれ

千暁

お前らも体を冷やして欲しくないからな

トントン

わかった、

ゾム

持ってきたで！(毛布渡し)

千暁

ん、(毛布を巻き)

千暁

よしっ(コネシマ姫抱きし)

千暁

行くぞ

千暁

ﾎﾟｽｯ(布団に乗せ)

千暁

暖房はつける

千暁

ただそう直ぐに体が温まるとも限らないからな

千暁

そばで寄り添ってやれ

ロボロ

ありがとな

千暁

ん、

千暁

じゃあゆっくり休めよ

千暁

俺は呼びに来た時と同じ部屋にいるから

千暁

何かあったら呼びに来い

エーミール

寝ないんですか？

千暁

別に寝るのはお前たち全員が元気になったあとでもいいからな

バタン

チーノ

今までの人間と違う……、

ロボロ

せやな、

トントン

とりあえずご主人あっためるで

ゾム

そうやな

千暁

さてと、

千暁

ここで過ごすならもう少し薪を取ってくるか

千暁

あと毛布とココアでも用意するか

千暁

ﾄｺﾄｺ

千暁

そう言えば死体の処理をしてなかったな

千暁

……

千暁

ない、

千暁

あいつらが食べたのか？

千暁

血は残ってるしそうだよな、

千暁

まぁいいか

千暁

(薪を取り)

千暁

よし、戻ろ

千暁

ﾄｺﾄｺ

千暁

(薪を暖炉に入れ)

千暁

これで暫くはいいな

千暁

(毛布を膝にかけ)

千暁

そういえば書類をやってないな

千暁

……やるか

千暁

ｶｷｶｷ…🪶

千暁

……(ナイフを持ち窓側に投げる)

侵入者

ｳﾞｯ、

侵入者

( っﾟ､｡)っﾊﾞﾀｯ

千暁

ｶｷｶｷ……🪶

トントン

千暁

入っていいぞ

ガチャ

エーミール

敵だとは思わないんですか？

千暁

あぁ、

千暁

それで、どうかしたか？

エーミール

いえ、特に何かある訳ではないです

千暁

そうか、ｶｷｶｷ…🪶

エーミール

……。

エーミール

あの、

千暁

ﾌｫﾝｯ(エーミールの少し横にナイフを飛ばす)

エーミール

ﾋﾞｸｯ

エーミール

💭やっぱりこの人もｯ

千暁

後ろに気をつけろ

千暁

ここは侵入者もいるからな

エーミール

え、？

エーミール

(振り返り)

侵入者2

｡｡｡(lll __ __)ﾊﾞﾀｯ

エーミール

💭書き物をしながらこっちを見ずに正確にナイフを、

エーミール

凄いですね

千暁

ありがとうな

エーミール

(死体見詰め)

千暁

どうした？

エーミール

あ、いえ……

千暁

お前達は人の肉も食うのか？

エーミール

ｯ！

千暁

食べれるなら食べてくれて構わない

千暁

いつも処理に困っていたからな

エーミール

怖くないんですか？

千暁

？

千暁

人間を食べる事か？

エーミール

ｺｸｯ

千暁

別に怖くないぞ？

千暁

死体の処理もしてるしな

千暁

特に怖いとかはないな

エーミール

そうなんですね

エーミール

私達は怖いですか？

千暁

さっきからおかしな質問が多いな(笑)

千暁

まぁでも答えは決まってる

千暁

怖くない

エーミール

！

千暁

俺からしたら可愛い子猫同然だ

千暁

だから怖くないﾆｺｯ

エーミール

ｯ、

エーミール

あの、

千暁

なんだ？

エーミール

この死体、食べていいですか？

千暁

あぁ、良かったらもう1人いるけど食べるか？(立ち上がり窓側に向かい)

エーミール

そちらは他の皆さんにも上げたいのであとで回収します

千暁

ん、分かった(椅子に戻り)

エーミール

……。

千暁

そこで食べていいぞ

千暁

別に迷惑じゃないしなｶｷｶｷ🪶

エーミール

ありがとうございます！

エーミール

そういえば名前……

千暁

あぁ、俺は千暁

千暁

千の暁と書いて千暁

エーミール

綺麗な名前ですね

千暁

ありがとな

エーミール

私はエーミールです

千暁

エーミール……

千暁

エーミールも綺麗な名前じゃないか

千暁

それに、前に本で見たことがあるな

エーミール

そうなんですか？

千暁

あぁ、どこかで書庫に見に行くか

エーミール

！ﾋﾟｸﾋﾟｸｯ(耳が動き)

千暁

ふふっ(笑)

タッタッタッ

千暁

おや、

バンッ(扉開き)

ゾム

エミさん！！

エーミール

おやゾムさん

エーミール

どうかしたんですか？

ゾム

いや帰りが遅いからなんかあったんやないかと、

エーミール

そうだったんですね

千暁

お前も腹が空いてたら窓側の死体食べていいぞｶｷｶｷ…🪶

ゾム

え、いいん？！

千暁

あぁ

ゾム

よっしゃ！

エーミール

……。

エーミール

もしやゾムさんまだ名前言ってなかったんですか？

ゾム

そういえば言っとらんなﾊﾞｷﾎﾞﾘ

ゾム

じゃあ改めてゾムや！

千暁

ん、ゾムな

千暁

他の奴らはどうしたんだ？

ゾム

まだご主人と居るよ

千暁

そいつら分の飯も作るか、

千暁

てか何が食べれないんだ？

ゾム

なんでも食べれるで？

千暁

じゃあ普通の飯も？

エーミール

はい

エーミール

でも元々はあまり食事は出ませんでしたね

千暁

なんでだ？

ゾム

侵入者を食べる分の腹をあけるためやな

千暁

なるほどな、

ゾム

てか今思ったんやけど、なんで俺の名前聞かんかったや？

千暁

言いたくないかもしれないと思ってな

千暁

だから話してくれるまでは聞かないようにしてたんだ

エーミール

そうだったんですね

千暁

ふぅ終わった(目元抑え)

ゾム

書類？

千暁

あぁ、溜めてしまってたからな

トントン

千暁

こんな短時間でこんなにもノックを聞いたのはいつぶりだろうか、

ガチャ

トントン

お前ら戻るのが遅いで

コネシマ

ｱ”~ﾊｯﾊｯ(笑)

コネシマ

別にええやん！

コネシマ

死んでる訳やなかったみたいやしな！

千暁

目が覚めたようで何より

コネシマ

いやいやうちんとこの奴らも世話んなったみたいやし

コネシマ

礼を言うのはこっちや！

コネシマ

色々面倒かけたな！

千暁

いや気にしなくていい

千暁

なにか食べるか？

コネシマ

ええんか？！

千暁

あぁ、腹空いてるだろうしな

ロボロ

……。

ロボロ

その前に寝ぇや

ロボロ

寝とらんのやろ？

千暁

別にこれくらい…、

コネシマ

寝とらんのか？！

コネシマ

そりゃ寝なアカンな

千暁

いや((

トントン

ほら行くぞ(抱え)

千暁

ちょｯ！

千暁

自分で歩けるｯ

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