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#アレンジ浦島太郎
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ちょこ
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コメント
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第9話、めっちゃ良かったです…!😭💕 波瑠ちゃんたちが静かな男子に自然に声をかけていくシーン、すごく温かくてキュンとしました。一人の光からみんなで繋ぐ光へ変わっていくテーマが素敵すぎる…!蒼二郎くんが自分から動き出したのもエモかったし、最後に遥馬と亜門も加わって輪が広がる感じ、最高でした✨ 次も楽しみにしてます!
校外学習まで、あと一週間。
教室は朝からいつも以上に賑やかだった。
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
笑い声が飛び交う中、私は一人の男子に目を向けた。
班の机から少し離れた席。
プリントを見つけたまま、 なかなか輪に入れずにいる。
クラスメイト
私は昨日と同じ違和感を覚えた。
その時だった。
陽葵
陽葵ちゃんが小さな声で話しかける。
陽葵
波瑠
陽葵
私は少し考えて答えた。
波瑠
陽葵ちゃんはにっこり笑う。
陽葵
その隣では紬ちゃんも静かに頷いた。
紬
陽葵
三人で近づく。
陽葵
陽葵ちゃんはいつもの笑顔で声をかける。
男子は少し驚いて顔を上げた。
クラスメイト
紬
クラスメイト
言葉は短い。
でも、少しだけ話してくれた。
陽葵
陽葵ちゃんは机に手をつきながら笑った。
陽葵
陽葵
私は横で頷く。
波瑠
紬ちゃんも優しく続ける。
紬
男子は三人の顔を見た。
少しだけ迷ったあと、小さく笑う。
クラスメイト
その様子を、 少し離れたところから見ている人がいた。
蒼二郎
蒼二郎君だった。
以前なら。
蒼二郎
そう思って見ていただけかもしれない。
でも今日は違う。
三人が話しているのを見て、一歩前へ歩き出した。
蒼二郎
そう言って自分のノートを開く。
蒼二郎
男子の表情がぱっと明るくなる。
クラスメイト
蒼二郎
蒼二郎
私は思わず笑顔になった。
陽葵ちゃんも嬉しそうに小さく拍手する。
陽葵
陽葵
蒼二郎君は少し照れながら頭をかく。
蒼二郎
蒼二郎
その日の帰りの準備。
私は夕焼けを見上げながら、思った。
最初は、陽葵ちゃんに憧れていた。
でも今は違う。
陽葵ちゃんの優しさが、私に届いて。
私たちの優しさが、紬ちゃんや蒼二郎君へ届いて。
その優しさが、また別の誰かへ届いていく。
光は、一人のものじゃない。
みんなで繋いでいくものなんだ。
その頃。
廊下の向こうから、元気な笑い声が聞こえてきた。
?
大きく手を振りながら走ってきたのはーー
遥馬。
遥馬
教室の空気が、一気に明るくなる。
その後ろからは、少しぶっきらぼうな表情の 亜門も歩いてきた。
亜門
そう言いながらも、口元は少し笑っている。
陽葵ちゃんが嬉しそうに手を振る。
陽葵
陽葵
陽葵
遥馬は満面の笑みで答えた。
遥馬
亜門は肩をすくめる。
亜門
陽葵
陽葵ちゃんの返事に、みんなが笑った。
こうして少しずつ。
“誰かを照らす輪“は、大きくなっていく。