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わたしとるーなは
高校の頃からの友達で
るーなはついこの間
わたしの家に引っ越してきたのだ
一緒に暮らすって、
楽しいことだらけだとばかり、、
そのときのわたしは
そう甘く考えていた。
るーなが来て、
4ヶ月目に入った頃
るーなが突然
るな
と、言い出した。
なかちん
るな
るな
なぜなのかそれ以上は
聞けなかった。
そして、不動産屋に行き
お部屋の見学もし、
初期費用の決済明細書が届いた。
そこには、
初期費用280000と記載されていた。
え、高って思ったけど
保証金?として出ていく際に10万円返ってくるそうだ。
そして、るーなは
今仕事を始めるばかりなので
お金はない。
貯金も底を尽きた。
なので、パパに相談して
全額払ってもらうみたいだ。
だけど、今月の携帯料金や支払いが色々あったり、
わたしへの家賃光熱費も支払わなければならないから
るーなは
ひとりで…
悩んでいたみたい。。
何度かスーパーや家などで
るーなとわたしは
口論になった。
わたしはわたしなりに悩んで
お金を貸した方がいいのか、それ人として厳しくするべきか…
悩んでも答えが出なかったから
ネットに質問をした。
「お金を貸す必要はない」
「一人暮らしするのに父親に全額払ってもらうとか馬鹿じゃないの?」
「その友人、主に甘えてるんだよ。お金返す気ないんじゃない?」
色々なことをコメントいただきました。
わたしは、るーなのこと
何一つ考えてなかった。
その時は。
そして、
2018.08.19
夜中
わたしはトイレに行こうと立ち上がり
ドアを開けた。
そこにはるーながいた。
スマホとイヤホン持ち泣いていたので、
1人になりたい気分なのかなと
軽く考え、
「ごめん、トイレ行きたいからちょっとそこどいて」
と言いました。
るーなはどいてくれました。
トイレから出て、
部屋に戻り
次はなんの動画見ようかなとか
スマホをいじっていたら
ドアの向こうから
カチカチという
カッターナイフの刃の音が聞こえたので
わたしは不審に思いましたが、
そういえば、家にカッターナイフはなかったよな。気のせいか?
と、気にもとめませんでした。
そして、
カシャと
カメラのシャッター音が鳴りました。
あの子は普段から自撮りをする子ではなかったので、
何を撮ったのだろう?と
不思議に思いましたが、
それもあまり気にせず
あーお腹空いたなぁ…と
キッチンに向かうため、ドアを開けました。
するとそこにはるーながいて
床に座っていて
目が赤かったから泣いてたんだな…って。
そのままお米を洗おうと…
だけど、
るーなの様子が変だった。
から、もう一度るーなを見た。
そしたら、
るーなの横に小さなカッターナイフがあって
手も足も
傷だらけで、、
わたしはびっくりして
なかちん
なかちん
るな
るな
るな
るな
るな
なかちん
なかちん
るーなは
高校生の頃から
リストカット常習犯だった。
いつもスカートのポケットに
カッターナイフやカミソリを隠し持っていて、
いつも自分を傷つけていた。
それを知っていたのに。
なんでわたしは、、
るーなのいちばん近くにいたのに。
ともだちなのに
わたし、なにやってるんだろ?
元はと言えばわたしがるーなに
大阪おいでよ、一緒に暮らそう?
と、持ちかけたのが始まりなのに。
ごめん、ほんとうにごめんなさい。
友達失格だね。わたし。
心の傷も、身体の傷も
一生消えないのに。
どうしてこんなになるまで…
気付かなかったの?
おかしな点いくつもあったよね?
わたし、もうほんとうに…
わたしにできることって一体…?