りうら
大変申しづらいのですが、 結局お休みになりました。
ないこ
りうら
そう、俺らはあにきとしょにだと戦ったのに!
-hotoke-
ないこ
-hotoke-
ないこ
-hotoke-
ん?
-hotoke-
なんか…口調が荒く…
ないこ
-hotoke-
ヤバいめっちゃヒートアップしてる…。
りうら
-hotoke-
りうら
-hotoke-
大っ嫌い!!
りうら
確かになんで言ってくれなかったのかとは思った。
まじでなんなんとは思ったよ。
でも…そこまで言ったらないくんが…
ないこ
ないこ
バタンっ
-hotoke-
ないくんが出ていったことに衝撃を受けたのか、 ほとけっちが躊躇していた。
りうら
-hotoke-
やってしまった…。
俺が全部悪い…。
俺が面白がって言わなかったから。 2人は言ってくれたのに。
…ポテトと生春巻き買って謝ろ。
ないこ
…
なんだろう、物凄く嫌な予感がする。
鈍感が擬人化した奴とまで言われた野郎が言ってるんだ。
てか俺鈍感じゃねぇよ。
もうポテトと生春巻きは装備したから走って帰ろ…。
ガチャッ!
ないこ
息を切らしながら声を張り上げる。
視線を向けた先には
荒れ果てた誰もいない部屋だった。
ないこ
2人は叫んでも出てこなかった。
いつものイタズラじゃない。 これはガチだ。
早くまろたちに伝えなきゃ。
そう後ろを振り返ると、 ドアの先には知らない男が立っていた。
ないこ
完全にフリーズ状態。 すると突然視界が真っ暗になった。
ないこ
同時に口と鼻も塞がれたようで喋れなかった。
肺活量が皆無なため、またまた直ぐ息が出来なくなる。
暴れても暴れても叶わなくなって行く。 段々と薄れてくる意識と共に。
なんかでかい人
目を覚ますと真っ暗な場所にいた。
ないこ
恐怖ながらも咄嗟にでた言葉が反抗的、 この状況下でもこんなこと言う自分に驚いた。
なんかでかい人
なんかでかい人
ないこ
りうら
ガッチリと拘束されて立たされている。
訳の分からない状況に唖然とする。
そうだ、ほとけっちは?
そういえばさっき、男の人たちが来て…
-hotoke-
近くからドンッと言う音と共に自分の名を叫ぶ声が聞こえた。
このデカさはほとけっちだ。
りうら
-hotoke-
りうら
-hotoke-
前のことを根に持っているのか? ほとけっちの絶句している様子が伺えた。
りうら
-hotoke-
足を動かすとガンッと音がする。 確かにロッカーかもしれない。
-hotoke-
りうら
言われた通りに斜め上を見ると、微かに光が差し込んでいた。
-hotoke-
りうら
扉にのしかかろうとしたその時、
りうら
自分の体重に伴った衝撃が体全体に走る。
そう、のしかかろうとした時、扉が開いたのだ。
悠佑
聞き覚えのある声が俺の耳を覆う。
りうら
ぎゅっと抱きしめられたと同時に、 大好きな人に助けて貰ったんだと分かった。
初兎
-hotoke-
隣を見るとしょうがいた。
初兎
りうら
-hotoke-
初兎
初兎
一瞬衝撃的な言葉が聞こえたが、 あちらも感動的(?)な再会を果たしていた。
悠佑
そう言って抱きしめる力を強めるあにき。 俺もあにきの肩に顔を埋める。
-hotoke-
りうら
悠佑
りうら
悠佑
あにきに縄を解いてもらっている間、 あることを思い出した。
ないくんには昔から度が過ぎたストーカーがいたんだ。
-hotoke-
ほとけっちがこちらを向いてアイコンタクトをとる。
りうら
幼馴染だ、ほとけっちも察してるっぽい。
絶対許さないから。 幼馴染を…家族みたいな人をこんな目に遭わせた奴を。
まぁ落ち着けよ、じゃないと…
あいつらの事殺しちゃうかもね?
脳内でリピートされるこの言葉。
だめ、俺がさせるものか。
ないこ
ないこ
なんかでかい人
ないこ
犯され続けて約1時間。
身体と身体が擦れる音、 こいつの不定期な荒い息。
想像を絶する嫌悪感と快楽に耐えながら抵抗し続ける。
なんかでかい人
ないこ
抵抗し続ける、だって信じてるから。
3人は運動神経いいし勘も鋭い。 だからそう簡単に死なない。
そして1組メンバーはもう2人を助けてるって。
なんかでかい人
ないこ
グッと奥に突かれ、結腸に到達した。
ないこ
ないこ
ドっと出る白濁。
まろの時とは違う感覚。
まろの時は嬉しくって気持ちよくて。
でも今は嫌悪感に耐えながら、 達してしまった事への罪悪感が凄い。
なんかでかい人
ないこ
ないこ
なんかでかい人
奥へ出された熱い液。
ないこ
出されちゃった。 ごめんなさい、まろ。
薄れ行く意識と共に涙が垂れた。
ないこ
目が覚めた。
後処理もせずに全裸だった。
そして首と手足には手錠が掛けられている。
あぁ、これまじで終わったな。
そう確信した時、声が聞こえた。
「この学校の3大カップル!知ってる!?」
「知ってる知ってる!うち白水推しなんだよね!」
「まじ!?うち青桃だわ!」
ないこ
なんちゅー会話してんだおい。
あれ?でも…なんで生徒の声が…?
ないこ
ここってもしかして…!
バンッッ!
ないこ
大きな音をたてる勢いよく開いた扉。
視線を向けるとその先にいたのは、
If
ないこ
「見つけてくれた。」
「助けに来てくれた。」
その事実だけで嬉しかった。
そう心の中でも歓喜しているとき、彼の後ろに人影があったのだ。
そう、アイツがいた。
ないこ
殺される。
喉が裂ける勢いで声を張り上げた。
If
困惑した彼の声、 それと同時に吐いた血紅色。
If
ドサッ…っと倒れるいふまろ。
ないこ
吐血して倒れた彼を見て絶句する俺。
もうだめだ。
まろは死ぬ。 そして俺はこれからもこいつの手の中で生きる。
そんな言葉しか頭になかった。
なんかでかい人
ないこ
突然の鈍痛を喰らったような苦痛な叫びが響き渡った。
でも、俺は微動だにも出来なかった。
初恋の人はもう居ない。 そう脳裏にこのワードが駆け巡る。
男が倒れ込んだ時と同時に、 身体全体に人の温もりを感じた。
If
ないこ
If
頭に手を回してそっとキスを落とす。
ないこ
If
同時に男へ視線を向ける。
初兎が男の髪の毛をわしずかみにして物凄い形相で睨んでいた。
そしてほとけはいつも何も考えてなさそうな奴のくせにめっちゃカツアゲしてる見たいでぶっちゃけ怖い。
りうら
りうらはないこを見つけ次第走ってこちらへ向かってくる。
あにきは垂れた涙などお構い無しに安心した表情で膝から崩れ落ちていた。
なんかでかい人
苦しみに耐えながら問いかけてくる。
If
俺は胸元からとある物を取り出す。
If
If
If
If
なんかでかい人
なんかでかい人
捨て台詞のようにくたばる犯人。
If
ないこ
鎖を半ば無理矢理外して俺の長めの上着を着せる。
ないこ
-hotoke-
-hotoke-
ないこ
泣き喚くほとけを優しく撫でて抱きしめるないこ。
だが、こんな感動的なエピソードが起きている隣で、 俺と初兎が…
初兎
If
初兎
If
膝まである丈の長い服と複数のキスマが味を出している… なんてことはよくて!
悠佑
りうら
初兎
If
りうら
初兎
If
初兎
コメント
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モブくんは俺が改心セ○クスしとくんで安心してね
あぁ、神ですね、素敵な作品ありがとうです!