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ころん
ころん
さとみ
さとみ
俺は短く答えた。
喉元を切り裂かれたはずの“ころん”は、
何事もなかったかのようにそこに立っている
首筋にはもう傷一つ残っていなかった。
気味が悪い
俺はゆっくりと立ち上がり、
少し距離を取った。
さとみ
そう言うと、“ころん”はぱちぱちと瞬きをした。
ころん
さとみ
思わず笑いそうになった。
こいつは本当に分かっていないのか
それとも、
俺を馬鹿にしているのか
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
俺は机の上に置かれたカッターを乱暴に掴んだ。
さとみ
さとみ
“ころん”は黙ったまま、俺の顔を見つめていた。
その視線が妙に腹立たしかった。
昔からそうだった。
ころんは人の顔をまっすぐ見つめる癖がある。
何も考えていないような顔をして、
いつだって人の心の奥を覗き込んでくる。
だが、目の前のこいつは違う。
違うはずだ
ころん
ころん
沈黙を破ったのは、“ころん”の方だった。
ころん
さとみ
俺は迷わなかった。
さとみ
ころん
さとみ
俺は吐き捨てるように続けた
さとみ
さとみ
言葉にした瞬間、胸の奥が妙にざわついた。
だが、それ以外に説明がつかなかった。
あの日、突然消えたころん。
一年後、何事もなかったように帰ってきた“ころん”。
そして、人間離れした再生能力。
全部がおかしい
全部が間違ってる
ころん
ころん
“ころん”は小さく呟いた。
ころん
その言葉を繰り返し
何かを考え込むように視線を落とす。
しばらくして、ふっと笑った。
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころん
曖昧な返事だった。
俺は舌打ちをした。
さとみ
ころん
“ころん”は壁に寄りかかりながら、
どこか困ったように笑った。
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
その言葉に、俺は眉をひそめた。
さとみ
ころん
ころん
“ころん”は遠くを見るような目をした。
ころん
ころん
ころん
ころん
部屋の空気が妙に重くなる。
俺は何も言わなかった
言えなかった
ころん
“ころん”はそう言って、ゆっくり俺の方を見る。
ころん
その瞬間、背筋に冷たいものが走った。
さとみ
さとみ
俺がそう吐き捨てると、
“ころん”は少しだけ目を丸くして、
それからいつものように笑った。
ころん
その笑い方は、
嫌になるほど、
ころんによく似ていた。
コメント
2件
あ、好きです付き合ってください(?)
うわ、重い……でもすごく好きな展開。さとみくんがあの“ころん”を「感情の塊」って断じるところ、胸がギュッてなったよ。「気持ち悪い」って言いながらも、目を離せない感じがリアルすぎる。そして“ころん”の「僕はさとみくんのことを知ってた」っていう告白……背筋冷えた。正体がまだ分からないのもゾクゾクするね🥀