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コメント
4件
大好きですこの物語、、泣 最後平和そうな物語があってなんか嬉しかった~!💕
切ない気持ちになったときに、 蘭が 「突撃!!九井の晩御飯!」 て、言ってドア破壊する蘭と、普通に話しかけてくる春、竜を想像して吹いたwww
cheshire
cheshire
リベッターのトレンドに””ななはし”と灰はつ”が乗っているのを見て急いでリンクをタップする
__これは赤ずきんと狼の悲しい恋の物語
偶然から始まった、必然の一場面
遠くに見えるのは揺れる赤色
ran…一人の狼がcoco…赤ずきんを見る
その頬は赤く染まっておりあぁ、そういうことかと分からされる
森の奥で見つけた黒い影
何かが始まる予感がして、怖くて逃げだした
苦しそうな赤ずきんの声、
切なそうな瞳で黒い影を見ていた
いや目は見えないけど
「出会い」は終わりに続くシナリオだ
狼と赤ずきんの声が重なる
低い声が二人合わさって耳に心地よく入り込んでくる
だからわざと遠回りをした
狼が赤ずきんの通り道に淡い花を置いた
赤ずきんは花を手に取ると一度振り返って一人呟いた
「会いたい」なんて
「触れたい」なんて
「話したい」なんて思わない
かよわい君と狡い俺が出会う、其れで終わりだ
凶悪な顔の狼と儚い影が映し出される
残酷だって罵ったって運命は変わらないんだ
ああどうして君が?
どうして俺が?
おおかみと赤ずきん、なんだろう
叫ぶような悲痛な声に涙腺が刺激される
(泣くな、……歌が聞こえないだろ、)
きっとお前は今日もこの道を訪れる
haru…狼が木の裏に座っている
そして俺は今日もずっと見守るしか出来ねえんだ
あの木の先でいつも通り隠れてる君
木を寂しげに見るrin…赤ずきん
俺は気付かぬ振りしたまま通りすぎた
泣きそうな顔の赤ずきんに胸が締め付けられる
赤ずきんが狼が作った花冠を持っているのを見て口が綻ぶ
視線は絡まない。声は届かない
ため息だけが虚しく重なった
お互い相手を視界に入れることなく息を吐いた
会えなくったて
触れなくったて
話せなくたっていいんだ
頼りないお前とぎこちない俺がそこに居るだけでいいんだ
木を挟んで向かい合う二人に結ばれてと虚しく囁く
これが恋だって言わないなら言葉なんて無くていいよ
ああ考えても考えても
エンディングは変わらないんだ
不条理を謳う声に涙が一つ、頬を流れた
2人の狼が沢山の手紙を腕に抱えている
会いたかったんだ
触れたかったんだ
話したかった本当は
赤ずきんと狼の四人の声が響く
綺麗なお前と優しい俺が出会い、結ばれる結末
互いの手が握りしめられそうになって、
何回だって何回だって神様に願った
だけど悲しいくらい、悲しいくらい
狼と赤ずきん、なんだ
泣く狼に赤ずきんが手を伸ばして、
狼が微笑んで
_____
突然赤く染まった画面
泣いてるお前を慰めたくて伸ばした腕が震える
愛している、抱きしめたい
だけど、出来ねえんだよ…!
どう足掻いたってどう願ったって
爪も牙も消えない
だからただ待ってる
お前の涙が止むまであの木の先で
ずっと…
狼の目が閉じられて赤ずきんが駆け寄って、
狼の目が閉じられて赤ずきんが駆け寄って、
画面が真っ暗になった
狼は狩人に射抜かれて死んだ
赤ずきんは狼を失った
取りあえずこの悲しさを紛らわせるためにコメント欄を開いた
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
名無しのファン
阿鼻叫喚の中当の本人たちは……
蘭
一
春千夜
一
竜胆
一