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創作BL
女が連れていかれると俺が呼ばれた
樹
こ、こんにちは……
蓮
！！♡
蓮
来てくれたんだ♡
蓮
どうぞすわって♡
樹
は、はぃ……
俺はイスに座る
樹
ご、ごめんなさい……
蓮
ぇ、なにが？♡
樹
さっきの人とのやり取り…見てしまって
蓮
あぁ、いいよ全然♡
蓮
営業スマイルってやつだから♡
蓮
みんなあんな感じだよ♡
樹
そ、そうなんですね…
蓮
樹くん以外みんな営業スマイルだよ♡
蓮
めんどくさいからさ、♡
樹
っあ、……これ、
俺は鞄の中から箱を取り出す
蓮
なにこれ♡
樹
この前、ぶつかった時に落ちてて
蓮
あぁ、ないと思ったら…♡
蓮
わざわざありがと♡
樹
ぃ、いえ…
樹
俺の、せいで大事なもの…
蓮
ううん♡俺が悪かったよ前見てなかったからさ…♡
樹
……｡
蓮
元気ないね、どしたの？
蓮くんは頬杖をつきながら俺に尋ねる
樹
さ、さっきの人に、バカにされて…
樹
ちょっと、悔しいだけです…
蓮
なんて言われたの？
樹
推しに貢ぐ金額が低い、
樹
男がオタクを推すのはキモイって…
樹
……弱オタだ…って
俺は話すうちに涙が溢れた
蓮
気にしちゃ負けだよ、樹くん
蓮
あの人ああゆう人だから
蓮くんは俺の涙を拭いてくれた
樹
っ、ん……
蓮
俺は樹くんが弱オタとか
蓮
男で嫌だとか思ったことないよ
蓮
初めてチャンネル登録された時嬉しかった…
蓮
今もこれ、届けてくれて嬉しい、
樹
……｡
スタッフ
あの、お時間です
蓮
まって、
スタッフ
ですが……
蓮
後で俺がちゃんと伝えるから、お願い
スタッフ
…少しですよ、
樹
いいですよ、帰ります…
樹
迷惑かけたくないので…
俺が席を立ち出ようとした時
蓮くんは俺の腕を掴んで引き止めた
蓮
もうちょっと話そ、
蓮
心配しなくていいから、
樹
でも、っ…
蓮
ちょっと外出てて、
スタッフ
はい、
蓮
大丈夫だって、
樹
ぅ、……
蓮
自信もっていいよ、
蓮
俺推してくれてる人の中で樹くんが1番好きだよ
樹
ぇ、…
蓮
あんなやつのこと忘れて、
蓮くんは俺の手を恋人繋ぎで握り顎クイをしながら言う
蓮
俺だけ見ててよ、
樹
…ぁ…っ、
顔が赤くなる
蓮
これからもよろしくね、♡
樹
は、ぃ…っ……
蓮
はいこれ、♡
俺は小さな紙を握らされた
蓮
なんかあったら連絡して、♡
樹
ぇ、あ…
蓮
ぁ、あとその髪、似合ってるよ♡
蓮
センター分けの子大好き♡
樹
…っ…♡
蓮
じゃあね♡
樹
は、はぃ…♡
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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