真昼
【33話】
厨房
きんとき
…え、は?
きんとき
カフェラテの数…100杯!?
きんとき
ちょ…蒼空!
Nakamu
えっ、何!?
きんとき
ドリンクの数ミスらないでよ…
きんとき
こんな席無いって。
Nakamu
や、これ数はあってるから
きんとき
え?
Nakamu
琥依から、持ち帰り可能って指示があって…
きんとき
にしてもこの数はバグってない?
Nakamu
なんか…俺もよく分かんないんだけど
Nakamu
楓の撮影には、カフェラテ1杯を設けるって
きんとき
(カラオケか何か…?)
きりやん
よしっ…頑張るか
スマイル
ん。
きりやん
カチッ(拡声器のスイッチを入れる
きりやん
「グループ①から、順番に案内して行きま〜す」
スマイル
「先頭の方は、テープに沿って待機していて下さい」
きりやん
「バンドは右手に付けて下さいね」
スマイル
使紗、そっち21組①〜⑧
スマイル
3・2・6の順番で向かう。
きりやん
了解、こっちも万端だよ
きりやん
「はーい。全員右手を上げて」
きりやん
「バンドが見えるようにして下さい」
きりやん
「…OK」
きりやん
「帰りは、バンドとドリンク交換です」
きりやん
「失くさないようにしてね〜」
スマイル
「足元の線は越えないようにして下さーい」
スマイル
…残り3だって
スマイル
時間あるから…巻きで頼みたいかも
きりやん
おっけー。
きりやん
⑦の人達は、この人に付いて行ってね
スマイル
「写真投稿の際は、以下の注意事項を守って下さい」
スマイル
「タグ付けのご協力もお願いします。」
きりやん
「では…ドリンクを順番にお渡しします」
きりやん
「席予約の方は、そのまま自室へお戻り下さい」
見ていた琥依達
琥依
か、完璧…!✨
シャークん
…どういう心理してんの?
Nakamu
うん…。理解が追いつかない
Nakamu
よく楓、あの状況で寝てられるよね…
シャークん
(そっちじゃねぇ)
閉店時間終了後
きりやん
…琥依、
琥依
…
きりやん
言いたいことは分かるよね?
琥依
ハイ…
翌日
通行人達
あれ?
通行人達
今日、神様は居ないんですか…?
真昼
すみませんですが、不在で…
真昼
お席ご案内します。
厨房
スマイル
やっぱ、神様目当て多いな〜…
きんとき
でも…今日楓は外出ないし
Nakamu
寝てた分働かせてるからね…w
真昼
紛らわしいから、張り紙とかしとく?
きりやん
あ、そうしよっか
数分後
琥依
よし…書けた!張り紙!
シャークん
えっ…これ…
通行人達
あ、今日も神様居ないんだ…
通行人達
なんか張り紙貼ってあるよ?
通行人達
え…?(覗込
張り紙に書かれていた事↓
「当店、"喫茶店 月雪"には」
「神は存在しません。」
通行人達
…新手の宗教?
琥依
皆、数日間だったけどありがと!
Broooock
明日からお父さん帰って来るの?
琥依
うん。リハビリも兼ねてって
シャークん
なんだかんだで疲れたわ…
琥依
いやぁ…マジで助かったよ
琥依
今度来た時はもう、払わなくて良いから!
きりやん
それは流石に遠慮するw
真昼
今回はここまで
真昼
ありがとうございました〜