そして数年後。ブルーロックが終わった。
俺は凛に負け、もうサッカーが出来なくなる。
潔
凛
潔
どうでもいい。
サッカーなんか楽しくない。
高校を卒業し、一人暮らしをしようとしたけど、凛から止められ、自分も住むと聞かなかった。
だから、二人暮しを始めた。
潔
凛
凛は、あの日から俺の顔を伺っていた。
今日はどんな表情なのか、今日は気分がいいのかとか。
更には慰めとして、俺に抱きついてくるようになった。
ギュッ
凛
凛
潔
潔
凛
潔
凛
凛
潔
凛
凛
潔
凛
凛
潔
潔
凛
潔
潔
凛
凛
恋愛はしない。
誰かのそばに居たい。ただそれだけ。
凛の気持ちは、···受け止めきれない。
もう、俺は恋愛しないんだから。
ずっとそばに居てくれるだけでいい。
一人ぼっちにさせない人がいい。
俺を、守ってくれる人がいい。
俺の、空っぽな心を埋めて欲しい。
潔
凛
潔
凛
潔
天気によって、気分が変わることがある。
それを分かって、凛は俺と一緒にいる。
1人にさせてはダメだと、気付いているんだ。
潔
凛
潔
凛
潔
甘えたい。
甘えるのが怖い。
俺はこの世に存在していいものなのか。
それさえ分からない。
潔
凛
潔
凛
冴
潔
タッ
会いたくない。
今、会ったら俺自身が壊れてしまう。
何かが、また消えていく。
また、空っぽになる。
苦しくなる。
会いたくなかった。
冴のバカ。
潔
ガチャッ
凛
潔
凛
凛
潔
凛
凛
潔
パッ
潔
潔
凛
凛
潔
冴
潔
冴
潔
冴
潔
冴
潔
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
冴
潔
潔
潔
冴
冴
潔
潔
潔
冴
潔
潔
潔
冴
潔
潔
冴
凛
凛
凛
潔
凛
冴
潔
潔
潔
凛
潔
冴
冴
冴
凛
潔
冴
凛
愛なんてよく分からない。
でも、確かに分かる。
俺は2人のことが大好きだって!
凄く、楽しいって!
もっと一緒に居たい。もっと、そばに居たい。
俺の、存在する場所はここにあるんだ。
𝐍𝐞𝐱𝐭······▸♡100