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これは私の人生がある一つの出来事で審神者へとなったお話。

第1話 - 第一話　おじいちゃんからの相続した物

2024年08月28日

#刀剣男士

#審神者

#ゆめちゅーい

りつ

これは私の人生がある一つの出来事で変わったお話。

界惟

今日もこの道は自然で平和だ…。いい空気〜！

俺はおじいちゃんが住んでいた屋敷を相続する事になり、屋敷に向かっている時誰も居ないはずの木の物陰から枝の折れる音がした。

ﾊﾟｷｯ…

界惟

ｯ…?!えっ？何？

？？

……ｯ…ｱﾙ…ｼﾞ…

界惟

えっ、ちょ、血?!ひどい怪我、ねぇ、聞こえる？大丈夫？

？？

……?だ…れ…？（気を失う）

界惟

ちょ！…えっ、、
（あたりを見渡す）
そりゃ誰もいないわな！
あーーーもー！！

界惟

見てみぬふりはできない。おじいちゃんちゃんからの教えは絶対…か。困ってる人、怪我をしてる人がいれば、誰彼構わず助けろ。こんな時におじいちゃんの言葉が出てくるなんてな…。

俺は血まみれで倒れたすげー美男な男の人を背負って屋敷まで向かった。

界惟

よいしょっ……と……。とりあえず怪我の手当…。えーっと…救急箱は……、タンスの奥にあるって昔聞いたような……

ｽｰッｶﾞﾀｶﾞﾀﾞｶﾀﾞ

界惟

あ、あった……って
なんじゃこりゃ！
ありすぎじゃ！！！！！

タンスの奥にはいつ使うの？ってくらい包帯等が多数置いてあった。

界惟

用意周到すぎるよ…おじいちゃん…。

？？

ｸｯ……ｯ…ぁ…る…ｼﾞ…

界惟

あるじ…？この時代に主？！え、どこの産まれの人？！てよく見るとこの人の傷って、殴られたり、事故にあったと言うより…これって…刀……？の切り傷？

界惟

刀…。そういえばおじいちゃん…昔この屋敷の周りには刀の神様がたくさん住んでるって言ってたような……。

界惟

まぁ…とりあえず手当しておくか…。

とりあえず怪我の手当が済、目覚めるのを待つことにした。

界惟

傷の手当はこれでよし…。後は目覚めるのを待つだけ…。っていけない、おじいちゃんから屋敷に着いたら、必ず裏にある神社に行けって言われてるんだった…！

界惟

……。早く目が覚めますように…。🙏

なぜ、急に祈ったのか自分でも謎に思ったが、とりあえず俺はおじいちゃんの言い付けどおり裏にある神社に向かった。

界惟

着いた…ここが…って……は？？なにここ…。え？
で、でかっ。神社でかっ。そんで広っ。

巫女(?)

ようこそ。
お待ちしておりました。
界惟様。

界惟

うわっ！？

巫女(?)

失礼致しました。

界惟

あっ、いや、ところでなんで俺の名前を知って？

巫女(?)

お祖父様からおききしておりました。

界惟

あっ、なるほど、おじいちゃんね…。

巫女(?)

はい。お祖父様にはもし私が居なくなり、この屋敷を相続した孫が来たらあとを継がせてほしいと、そう言われました。

界惟

ん？継がせてほしい？なにを？継ぐって何？

巫女(?)

何も…聞いていらっしゃないのですか…？

界惟

はい。ただ、おじいちゃんからの手紙に屋敷はお前にやる。そこで過ごしなさい。て書いてあっただけで…。

巫女(?)

はぁ…あの方は…。いつも肝心な事を言わないで…。

界惟

あ、あの…貴方は一体…？おじいちゃんとどんな関係なんですか…？

巫女(?)

これは失礼致しました。
私は代々この神社の巫女をしております。
ミコハ。と申します。

界惟

ミコハ、さん…。

巫女(?)

はい。ミコハ、もしくは、巫女とお呼びくださいませ。界惟様。

界惟

それで…？ミコハ…さんと、おじいちゃんはどんな繋がりが？

巫女(?)

お祖父様はこの神社の家主様でございます。

界惟

は？！

巫女(?)

そして、次の家主様に界惟様を…と。仰せつかっております。

界惟

えっ、まって、情報追いつかない💦

巫女(?)

それはそうですね。これからゆっくりとこの場所での過ごし方をお教えさせて頂きます。

界惟

あー、ちょっとまって。すごい脱線するんだけどさっき自己紹介の時に気になったこと言っていいですか？

巫女(?)

私に敬語は不要です。
何でしょうか？

界惟

あーそう…。それなら…
ミコハさんは、、

巫女(?)

ミコハと

界惟

え？

巫女(?)

ミコハさん。ではなミコハとお呼びください

界惟

わかった…。
えーと、ミコハ、は代々この神社の巫女って言ってたけどそれは代々引き継いでって事でいいんだよね？

巫女(?)

いえ。代々私が巫女をしています。

界惟

え、まってまって？ミコハ、君は一体いくつなの？

巫女(?)

失礼ながら、私は人間ではありません。
なので何年、何十年、何百年…とこの神社で過ごしております。なので何歳かは…もう忘れました。

界惟

ん？ごめん。聞き違いだったらあれなんだけど人間じゃない？？ん？？

巫女(?)

はい。私は人間ではなく、この神社、いえ、この森の守神…。というべきでしょうか…。

界惟

は！？神様？！

巫女(?)

はい…。ﾌﾌｯ。

界惟

何笑ってんの？！

巫女(?)

あっ、いえ失礼致しました。
あまりにも初めてこの場所にきた時のお祖父様と同じ反応をするものですから…ﾌﾌｯ

界惟

そう、なんだ。

巫女(?)

はい。懐かしく感じてしまいました。
やはりあの方の血筋ですね

界惟

よく言われるよ。亡くなった家族にもよく言われてた。おじいちゃんにそっくりだって。

界惟

なぁミコハ、君はしってるんだろ。おじいちゃんの事。

巫女(?)

……。

界惟

なぁ、教えてくれない？本当は生きてるの？おじいちゃんは

巫女(?)

それは…。申し訳ありませんがお伝えすることはできません。ですがこれだけは、お祖父様の事は心配いりません。

界惟

そう。ならいい…。ところで、ミコハ。
君は治癒能力とかは持ってるのか？

巫女(?)

え…？治癒ですか？一応、使えはしますが…。まさか！どこがお怪我でも？！

界惟

あー、違うんだ、俺じゃなくて、今日ここに来る途中で血まみれの男の人を屋敷まで運んで、休ませてるんだけど。

巫女(?)

……?!屋敷に界惟様以外の人が？！

界惟

？？どうした？ミコハ

巫女(?)

えっ、いや…ｺﾎﾝ
界惟様よくお聞きください。
お屋敷には界惟様、界惟様と本当に親しい方しか入る事はできないのです。

界惟

巫女(?)

このお屋敷、この森には結界が貼ってあります。ですので参拝に来る方、界惟様以外は来れないのです…。

界惟

じゃあ、彼は…?

巫女(?)

ひとまず、向かいましょう。
界惟様の言う彼とは一体何者か。

これは私の人生がある一つの出来事で審神者へとなったお話。

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