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氷翠
才華
才華
才華
才華
才華
才華
氷翠
才華
才華
氷翠
氷翠
莉佳
才華
才華
氷翠
氷翠
莉佳
氷翠
才華
才華
才華
才華
才華
才華
才華
才華
莉佳
莉佳が刀を落とす。
その代わり、莉佳の手には…
真っ赤な刀が握られていた。
才華
才華
才華
莉佳
莉佳は刀を私目掛けて振り下ろす。
氷翠
この子は莉佳じゃない
けれど、傷つけたらどうなるの？
莉佳が傷つくの？
私が…莉佳を…
氷翠、お前は俺を守るために生まれてきた
お前の両手足は俺を守るための武器
俺を守れないお前は要らない
氷翠
刀を落としてしまった。
手が震える。
足がすくむ。
才華
才華
嫌だ…
莉佳を…人殺しにはしたくない…
莉佳
莉佳は刀を振り、私はただ避けるだけだった。
刀を落としてしまったから、刀で受け流すことはできない。
才華
玉響才華が刀を拾い上げる。
才華
莉佳
莉佳
もう嫌。
やめて、莉佳…
避けるな！！
俺を守るために生まれてきたんだぞ！！
命を懸けて俺を守れ！！
お前は本当に、氷みたいなやつだな
氷翠
見た目も心も氷のようだ
お前は俺を守る氷柱となれ
莉佳
才華
才華
才華
そういうと、玉響才華は私の刀を使い…
氷翠
莉佳
莉佳のことを切った。
蘭奈
氷翠
蘭奈
心臓が五月蝿いくらいに鳴っている。
蘭奈
氷翠
私が守ってあげないといけなかったのに
才華
才華
仲間を切り捨てる…
仲間なんて…
切り捨てるくらいなら…
氷翠
蘭奈
どうせみんな、優しくして、最後には捨てるんだ。
捨てるくらいなら、最初から優しくしないでよ…
期待させないでよ…
氷翠
蘭奈
心配して、私に伸ばした 師範の手を振り払う。
蘭奈
師範から離れて立ち上がる。
ああ、最低だ…
師範は人を切り捨てることなんてしないのに…
こんな自分が嫌だったんだ、ずっと。
私はお屋敷を出て走った。
氷翠
気がつくと、お屋敷から随分離れたところにいた。
吸血姫
氷翠
振り向くと、吸血姫がいた。
…お屋敷に、刀…おいてきた…
これじゃあ戦えない。
吸血姫
吸血姫
？？？
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