この恋が報われる日はくるのでしょうか、？

桃黄　桃赤　青赤　青黄

地雷さんぐっばいび、！

２話

PM05:30

桃くんと２人きりの帰り道

お互いずっと黙ったまま，歩き続ける

彼の頬はほんのりと赤く染まっていた、

だけど，瞳の奥はどこか哀しい色をしていた、

やめて，そんな顔しないでよ、

約束とかずるい，反則だってば、

約束の内容は，僕にとって最悪なことなんですけどね、

また静かな時間が流れる、

そんな時間を壊したのは彼のひとこと、

君が苦しむほど僕も苦しいです、

僕の好きな桃くんは赤くんがすき、

あー，言っちゃった、

自分から苦しくなりにいくとか，

めちゃくちゃ馬鹿じゃんか、

僕の頭に手を置いてわしゃわしゃとする君

ほら，こんなことするから、

僕に優しくするから、

もっと好きになっちゃうじゃんか、

僕の家の近くまで歩いてきた、

もうすぐ桃くんともお別れか、

PM05:40

はぁ，僕はどうしたらいいの、

恋ってこんなに苦しいものだったっけ、？

もうよくわかんないや、

PM08:10

あー，僕寝ちゃってたみたい、

シーツには大きな涙のシミができていた、

そんなに泣いた記憶はないんだけどなあ、

僕ってほんとに泣き虫ですね、

こんなとき，いつもだったら桃くんに慰めてもらってる、

だけど，今は状況が違うからさ、

桃くんのことで泣いてるわけじゃん、？

なんか，独りって寂しいですね、

青ちゃんにお話したら，少しは楽になれるかな、

でも，こんなこと青ちゃんに話しちゃったら、

きっと青ちゃんは泣いちゃう気がする、

すぐ感情移入しちゃってさ，

僕よりも泣いちゃうんじゃないですか、？

青ちゃん

え，時間かかる話とか、？

もしかして，桃くんとの話かな、

青ちゃんにバレてたらどうしよ、

普通に困ります、

なんか，この言葉の続きがわかる気がする、

きっと，僕が今いちばん聞きたくない言葉だ、

へたくそすぎかて、

国語のテスト60超えたことないんよ、

ばかなりにがんばる、

次 ♡200～