st×il (微mk×il.) 店名が出てきますが調べても出てこない架空のお店です
st angle
ピコンッ
静かな部屋に通知音が鳴り目覚める
時刻は 16:31
眩しい携帯に細い目で通知原を確認する
いるまちゃんからだ…
大好きな彼とのチャットを開くと
『 嫌い。』
…これはどういうことだろうか
俺はいるまちゃんとメンバーであり恋人である
だからこそ呑み込めなかった
st「このまま終れるなんて思わないでよっ」
彼の家は余程遠くないので行く事にした
家を出て暫く…いるまちゃんの家の前まで来た
少し震える手でチャイムを押した
が…反応がなかった
だから合鍵を使う
ガチャ
st「っいるまちゃん、?」
中に入った瞬間リビングから聞き馴染んだ声が聞こえる
でもそれは決して普段発するような声ではなくて
俺の恋人と親友の声
壁に耳を近づけてみた
嫌な事を考えてしまうから否定したくて。
il「ぁっねぇっだめだってッ///」
mk「あかんくないっ隠さんでも可愛いやんっ」
il「くそっこっちみんなばかみこぉっ」
mk「みあれへんとでけへんっ」
…どうやら気のせいではなかったみたいだ
どうしてやろうか
そんな事を考えながらリビングの扉を開く───
st「っぁ?」
そこには女装をした恋人とさせたであろう親友が居た
i.m「ぇす…ちっ/ぅあれすっちぃ?!」
みるみる紅く染まる恋人と固まる俺と親友
状況が読めない
il angle - stが来る1時間前
今日はエイプリルフールだ
だから嘘をついてみた
俺の恋人のすちへ
『 嫌い。』 仮に俺があっちから貰ったら耐えられないだろう
ただ愛を確かめたかった
ぴ~んぽ~んっ
突然のいんたーほんに肩が跳ねる
ドアスコープを除くとみことが立っていた
みことか…
…みこと?!
なんて。こんな気温なのに 外に居る彼に驚きながらも扉を開ける
mk「ぅいるまくんっ!」
il「ぉわっ」
勢いのある呼び掛けに押されながらも中に入れた
━━━━━━━━━数分後━━━━━━━━━━
mk「言いづらいんやけどさ」
il「ぁ?なに。」
mk「女性になってくれへん?」
il「は?」
急なみことの発言にお前正気か?って言ったが 正気やよ!と返ってきた
付け足しで説明をしてくれたが女装なんて断じて無理だ
そう思っていたのにくまに釣られてしまった
…いや。みことがしつこかったからだ
みことが紙袋から色々出してされるがままになる
こんな準備満々でウィッグまであるのに肝心の服がねぇ
il「…お前さ、服ど~すんの?」
ある程度終わった頃みことに聞いてみた
mk「これやで!」
そう言って見せてきたのは女物の学制服。
il「みこと…お前──」
mk「ちゃうて!」
mk「これは@nearで買ったんよ」
il「そういう趣味なん?」
mk「だからちゃうって!」
mk「すっち~に見せたら萌えるかなって」
il「は…?」
すちに見られる事を考えたら顔が熱くなってくる
mk「いるまくん着れた?」
il「着れたっけどッ///」
あの後押されて着てしまった……
俺が着替えるためみことは廊下に出てもらった
家の中は温まってると言っても廊下だ
寒いのに出てくれたのは彼なりの優しさだろう
俺にこれを着させたのはいたたまれないが
俺が羞恥心と心配とでぐちゃぐちゃしてる間に みことが入ってきた
mk「寒そうやね」
il「お前が着せたんだろっ///」
il「そりゃ生足でミニスカへそ出しは寒いわっ」
まったく何を考えているか分からないやつめ
mk「ぁ。一応ぱーかー持ってきたんよね」
mk「前閉めれんくても羽織るだけ羽織っとって」
先に言えって気持ちは置いといてありがとうと 素直に受け取っといた
続き明日だします 4月1日までに間に合わせたかったので (卒業式も誕生日もばれんたいもほわいとでーも間に合わなかった人🙋♀️)
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝20♡
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