コメント
11件
なんかこれの続き思い付いた悠祐が死んでた一言もしゃべらないてかんじ
マンボウの着ぐるみ…… どこに売っとるん?買って次のハロウィンに着てくわ🎃
俺はないこ 30歳既婚者だ。
ないこ
俺には最近、悩みがある
ないこ
それはーーー
俺の目の前には、背中に包丁が刺さり 血が流れ出ている妻がいる
ないこ
俺の悩み、というのは
妻が死んだふりをしていることだ。
きっと何も知らない人が見たら 気絶してしまうだろう
ないこ
だから俺は落ち着いて
ないこ
そう言って妻…悠佑に微笑うと
悠佑
悠佑は床に突っ伏したまま、 満足そうに笑った。
悠佑
ないこ
意外と後片付けが大変なのは ここだけの秘密です。
家に帰ると
ないこ
悠佑
ないこ
そんな、俺らの日常で、 非日常を描いた物語です。
ないこ
ある日、家に帰ると
悠佑
頭に矢が刺さって死んでいる 妻を発見した。
ないこ
血糊で何か壁に書いてあると思ったら
ないこ
悠佑
先程までとは違い、 パッと顔を上げて無邪気に笑った
ないこ
妻の笑顔が好きだけど、 なんだか照れ臭くてありがとうと 言って頭を撫でる
悠佑
ないこ
わかりやすくて、単純だけど それがまた可愛らしいのだ
だけど
ないこ
悠佑
流石に矢が刺さったまま、 料理するのはやめてほしい。
また、ある日は
ないこ
軍服姿で銃を抱えて死んでいた
ないこ
ちょっと褒めると
悠佑
悠佑
すぐに調子に乗るので "出来るだけ"スルーしていこう
ないこ
何を頑張れというのか。
ないこ
この頃はまだ人の慣れというものを 甘く見ていた。
悠佑
ないこ
悠佑
そう言いながらニコニコとしている妻
ないこ
可愛くて、愛おしくて
ないこ
悠佑
こんな、会話ですら宝物の一つです。
これまた別の日。
ないこ
悠佑
マンボウの着ぐるみを着て 死んでいる妻がいた
ないこ
流石にドアを閉めようと思ったのは 後にも先にもこの"死んだふり" だけである。
悠佑
このカオスと呼ぶべき状況で、 妻は楽しそうに笑っていた。
ないこ
そう言って、俺も笑った。
結婚前は、忙しくても
ないこ
悠佑
ないこ
彼女に会うだけで楽しかった。
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
徹夜で当てもなく車を飛ばして
ないこ
悠佑
ないこ
海を見に行ったりしたのに
部下
結婚直後、初めて部下を持ち
ないこ
部下
ないこ
仕事がとても楽しくなった。
悠佑
家で一人で待つ妻の気持ちを、 考えていなかった。
ないこ
家に帰ると妻が必ず
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
"死んだふり"をしてるのは
ないこ
俺には分からない
ないこ
家に帰った俺が
悠佑
妻の演技を見ることが
ないこ
悠佑
俺たち二人の愛ならば
ないこ
家に帰ると妻が必ず 死んだふりをしています
ないこ
今日はどんな死に方しているのか
ないこ
期待して開けるドア