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【第2章】4話
〜七瀬の部屋〜
天堂
天堂
七瀬
天堂
七瀬
天堂
七瀬
(天堂side) 七瀬が懐かしいと言っただけなのにそれがなんだか嬉しかった。 そしてまた思い出すんじゃないかと期待してしまう自分がいる。 それから七瀬は楽しそうに部屋のあちこちを見て回っていた。 そして小さいタンスに置いてあった猫の キーホルダー型のお守りに気づく
七瀬
天堂
七瀬
天堂
七瀬
天堂
(七瀬side) 少し切なそうな顔をして言う先生の顔が、看護師になるきっかけを忘れたって言った時に見た顔と似てるような気がした。
七瀬
七瀬
天堂
七瀬はキーホルダーが置いてあった テレビ台の引き出しを開ける。
七瀬
七瀬
七瀬
天堂
七瀬が頭を抑え、痛そうにしていた。
七瀬
天堂
七瀬
天堂
(天堂side) 七瀬が痛みに辛そうにしてたのに 記憶が戻りそうの言葉に嬉しいと 思ってしまった........ 七瀬の心配を優先するべきなのにな
七瀬
七瀬
天堂
七瀬
天堂
七瀬
天堂
七瀬
七瀬
天堂
七瀬
そう言って台所を探し始める。
七瀬
七瀬
七瀬
(七瀬side)冷蔵庫を開けるが、何もない。 私、自炊はしてなかったのかな......
七瀬
天堂
七瀬
七瀬のお腹が鳴る。
七瀬
天堂
七瀬
天堂
七瀬
天堂
〜天堂宅〜
七瀬
天堂
七瀬
七瀬
七瀬
七瀬が頭を抑える
天堂
七瀬
七瀬
天堂
七瀬
七瀬
天堂
七瀬
天堂
七瀬
天堂
七瀬
天堂は台所に立って、冷蔵庫から 材料をおもむろに出す。
七瀬
天堂
七瀬
天堂
七瀬
天堂は慣れた手つきで料理を始める
七瀬
天堂
天堂
七瀬
七瀬
天堂
七瀬
天堂
天堂
七瀬
天堂
七瀬
天堂
天堂
七瀬
天堂
「七瀬のことだよ.......。」 そう言いたくなった。でもそれを 伝えては駄目だ。ぎゅっと我慢して その思いをそっと胸の奥に閉じ込める。 それから久しぶりに2人で一緒に ご飯をたべた。 まるであの頃の七瀬が帰ってきた ようだった。
七瀬
天堂
七瀬
天堂
七瀬
そう言って七瀬は自分の部屋に帰った。 (天堂side) 一人になった部屋の隅、俺はまた泣いた。 最近は涙もろくなってしまってすぐに 泣いてしまう。 七瀬が隣の部屋にいる。帰ってきている。 それだけのことで涙が出てくる。 いつか七瀬は思い出すんだろうか これから思い出さなかったら どうなるんだろう... また好きになってくれるだろうか 帰ってきてくれて嬉しい気持ちと 不安な気持ちで心の中でいっぱいになった .....あの時、七瀬が俺を変えてくれて、 俺が七瀬を好きになったように 今度は俺が七瀬を振り向かせてみせる... そう心に決める。
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(七瀬side) 先生が婚約者のことを話すとき、なぜだか嬉しそうな悲しそうな顔をする。 その顔が目に焼き付いて離れなかった。 その顔を思い出すとなぜだか胸が 苦しくなった。 これはどうしてなんだろう...