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久しぶりに来たな、、

図書館に来たのは本当に久しぶり。

高校の時から読書が好きな俺は

放課後毎日通っていた。

学校の図書室はなかなか使えなくて

散々愚痴愚痴言っていたけど

今はもう慣れたものだ。

この本懐かしいなー、笑

……

そう言って手に取った本は

恋愛の本。

切なく、 儚く、 読んでて飽きない本だった。

「 どんな内容だったかな 」

と、ふと思うのと同時に

ある人の顔が浮かぶ。

もう何年前なのか分からない。

背が高くて、色白で、顔が整っている

、僕が一目惚れした人。

あの時は多分お互いが意識していて

在り来りな言葉でも、 通じ合えている様な気がした。

 

おすすめの本とかある?

え、おすすめ?笑

 

おん、本好きそうやし、笑

んー、、そやなぁ

あ、気になってる本があって

まだ読んだことないねんけど

一緒に読まへん?

 

そうしよか

 

これかー

タイトルに惹かれた

 

なんかわかるかも

 

なんて読むの?これ

えーとね

…ありきたり、なぼくたちへ、

だって!

 

なんかめっちゃすごいな 笑

読んでみよ

、なつかし、笑

そして、それから何ヶ月か経った後

_俺は告白された。

俺も好きだった。 付き合えたらな、って思った。

でも、これ以上

君を傷つけられない。

なんで振ってしまったのか

きっと彼も疑問に思っただろう。

俺ももう、

何も考えられないくらいに

ずっと

ずっと

後悔している。

振ってから、話してもないし

もう連絡もとっていない。

忘れたいのに、

考えたくもないのに、

彼の写真も

連絡先も

彼から貰ったものも

捨てれないのは、

まだ

好きなんだろうな___、

っ、

会い、たいよ、、

(バサッ

!?、

本が落ちたのだろうか

鈍い音がする先を見上げると

そこには

 

長尾…、?

只ひたすらに会いたかった人が

立っていた。

𝐍𝐞𝐱𝐭🤍800

気 持 ち は 遠 い 君

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コメント

6

ユーザー

もうほんとに最高すぎてスマホ投げるところでした!!!(?)

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