ザワザワ ザワザワ
ガラッ
──── シーン ────
私が挨拶をすると
いつもクラスが静まり返る
まあ、いつものことだけど、
私は吃音症で悩んでいる
私が吃音症になったのは
中学生に上がってすぐの事だった
吃音症はとにかく言葉を発するのが
嫌になる
例えば「ありがとう」と言う時
私は「あああありがとう」
となんかバグったような
話し方になってしまうのだ
まあ案の定そんな私はクラスで いじめの標的になってしまった
「きもい」や「死ねよカス」
など誹謗中傷の言葉を投げられる
毎日に私はいつしか
「死にたい」と思うようになっていた
そんなある日
私のクラスに1人の男子生徒が
転校してきたのだ
彼は誰にでも優しい とてもいい子だった
そのためすぐに クラスの人気者になった
彼は吃音症の私にも何変わらず
優しく接してくれた
唯一の人だった
私は普段学校で喋るのを
極力控えていた
なんでも、私が喋ると みんなが嫌な気持ちになるからだ
でもどうしても彼に
「ありがとう」という 言葉を伝えたかった私は
精一杯の勇気を振り絞って
その言葉を発した
いつも通り、バグったような
私の話し方に
またクラスの人達は
コソコソと陰口を始めていた
私はあぁ、またやってしまった
と思い、泣きそうになった
が、次の瞬間彼が
と、言ってきたのだ!
それを聞いたクラスの人達は
陰口を辞め、
私の吃音症を理解してくれ、
それからは
いじめもピタッと止んだ
それもこれも彼のおかげ
私は生涯彼への恩は 忘れないでしょう
みなさんの周りにも
所謂、「障害者」と呼ばれる人や
望んでいない症状を患っている人は少なからずいると思う。
でもそれを理解してみんなが平和な世界を作って行けたら
幸せなのかなって
この体験を通して思いました
障害とかに関わらず
いじめはやめましょう
今回のお話も見てくれた方 ありがとうございます
少しでも良いと思った方は
「いいね」と「コメント」
それから「フォロー」の方も
よろしくお願いします
それでは
またのお越しを
お待ちしておりますm(*_ _)m
コメント
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俺は軽い吃音症です
僕も吃音症です ですが、小3年の頃、みんなの前で「吃音症を馬鹿にすることをやめてほしい」と泣きながら訴えたら、理解してくださり、今は、楽しく学校生活を送っています。一緒に、頑張っていきましょう