スタジオを出て30分程で病院に着いた。
その間も俺はめめがどうなってるのか分からない不安と皆の困惑した雰囲気に気が気でいられなかった。
1人の大切なメンバーが、誰にも言ってなかったけどずっと想いを寄せている大切な人が事故にあったなんて不安でいっぱいだった。
だからめめの病室の前に立っても扉を開けられずただただ立ちすくむことしかできない。
トンッ
阿部亮平
岩本照
岩本照
照に肩を叩かれた。
照を見れば落ち着いているがどこか不安そうな顔をしている。
阿部亮平
阿部亮平
俺は皆の顔を見てそう思った。
康二とラウールは目に涙をためて今にも泣きそうな顔をしているし、翔太は怖いのかずっと舘さんの服の裾を掴んでいる。
佐久間もふっかも平気そうに見えてずっと拳を強く握りしめている。
阿部亮平
俺がそう言うと皆が息を飲んで頷く。
ガラガラガラ
阿部亮平
扉を開けたそこにはたくさんの機械の線に繋がれためめの姿があった。
向井康二
康二はめめの眠っているベットに駆け寄る。
ラウール
佐久間大介
岩本照
深澤辰哉
宮舘涼太
渡辺翔太
阿部亮平
阿部亮平
俺は佐久間の後にめめの眠るベットに近寄った。
めめの手を握るがほんのり暖かいだけだった。
阿部亮平
止めどなく涙が出る。
皆も泣いているようだった。
ガラガラガラ
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
阿部亮平
事故の日から1ヶ月が経とうとしていた。
未だに目を覚まさない大好きな人の手を握る。
阿部亮平
阿部亮平
空いてる日は必ず来てめめに声をかけ続ける。
他のメンバーも来てるみたいで皆全然目を覚まさないめめに希望を無くしつつある。
でも、それでも照やふっかが皆を支えてくれてる。
そのおかげでまだ気持ちを保ててる部分はある。
俺もそう。
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
話しかけてもいつもの太陽のような笑顔で返してくれない。
あの低めの心地のいい声で「阿部ちゃん」って呼んでくれない。
今だって「本当だ、すごく綺麗だね。ありがとう。」って絶対言ってくれるのに、、。
花瓶に花束を入れてからもう一度めめの手を握る。
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
ダメだ。
涙が止まらない。
溢れ出る涙を拭いもせずただただめめに声をかける。
ピクッ
阿部亮平
阿部亮平
今めめの指が一瞬俺の手を握った気がした。
阿部亮平
するとめめの目が徐々に開く。
阿部亮平
俺はナースコールを押す。
看護婦さん
阿部亮平
看護婦さん
看護婦さん
10分後
お医者さん
お医者さん
お医者さん
目黒蓮
お医者さん
お医者さん
阿部亮平
お医者さん
阿部亮平
お医者さん
阿部亮平
阿部亮平
お医者さん
阿部亮平
お医者さん
看護婦さん
看護婦さん
お医者さんと看護婦さんが病室を出た瞬間椅子に項垂れるように座る。
阿部亮平
ギュッ
目黒蓮
阿部亮平
めめに手を掴まれた。
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
目黒蓮
阿部亮平
阿部亮平
めめはまだ俺の手を握ったまま俺を気にかけてくれる。
阿部亮平
そんなことを思ってしまう。
だって、目を覚ましたばかりなのに俺の心配をしてくれるなんてさ、イケメン過ぎるよ、、。
心臓に悪い。
阿部亮平
阿部亮平
目黒蓮
そう言って名残惜しいけどめめと手を離す。
阿部亮平
岩本照
阿部亮平
深澤辰哉
阿部亮平
向井康二
ラウール
佐久間大介
渡辺翔太
宮舘涼太
阿部亮平
岩本照
岩本照
深澤辰哉
阿部亮平
向井康二
阿部亮平
阿部亮平
ラウール
佐久間大介
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
宮舘涼太
宮舘涼太
阿部亮平
渡辺翔太
阿部亮平
向井康二
向井康二
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
岩本照
岩本照
深澤辰哉
阿部亮平
岩本照
阿部亮平
深澤辰哉
岩本照
向井康二
ラウール
佐久間大介
宮舘涼太
渡辺翔太
俺は携帯を閉じてめめに向き直る。
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フォローさせていただきました。この続き楽しみに待ってます!