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今度は失敗しまいと行動してきた
はずなのに
結局は選択をどこかで間違えてしまう
私は
どこで間違えてしまったのだろうか
カチ、カチ、と時計の音だけ響いている
もう昼頃だというのに私は体を起こそうともしない
悠里
さっきも言ったが、もう昼頃 どう足掻いても遅刻だ
職場に遅刻を怒る人もいない 遅刻をするということに関して罪悪感を覚えない
どうせあんな廃れた場所の交番なんざ
誰も必要としていないのだから
人間は失敗から学ぶという
私は失敗から学んだ気になっていた
失敗も後悔もなににも活かせなかった私に
もう存在意義などない
悠里
悠里
悠里
悠里
悠里
祖父の形見のピアス
あれを私はいつもお守り代わりに付けていた
しかし、あれがあっても悪い結果を招いてしまったのには変わりない
ただもう見たくないだけの言い訳だけど
私にはもう必要ない
悠里
悠里
財布がないのに街に居たって意味が無い
もう帰ろう
そう思った時、ふとある店が私の目を引いた
悠里
それに興味がわいたのか
気がつけば店内に入っていた
悠里
店主
悠里
ぼーっと考え事をしていると突然後ろから声をかけられた
振り返ると、優しい顔の老人が立っていた
悠里
目の前の人形に目をやると
白く長い髪、どこかで見覚えがあった
やけに安い
店主
店主
悠里
店主
悠里
店主
悠里
店主
店主
悠里
店主
悠里
店主
悠里
悠里
悠里
店主
店主
悠里
店主
店主
店主
店主
悠里
店主
悠里
悠里
店主
悠里
店主
悠里
店主
悠里
悠里
店主
店主
店主
悠里
店主
悠里
悠里
店主
店主
店主
悠里
悠里
店主
悠里
店主
悠里
店主
悠里
店主さんに施され、店裏の階段を降りると
やけに散らかった部屋があった
店主さんは散らかった机を手探っている
店主
床に散らばった紙を踏まないよう注意しつつ歩くと
一つの紙が目に留まる
思わずそれを拾い上げた
悠里
店主
それには意味不明な絵が描いてあるだけで 私には手がかりに見えなかった
店主
悠里
店主
店主
悠里
悠里
店主
店主
店主
店主
悠里
悠里
店主
店主
店主
悠里
店主
店主
悠里
店主
店主
悠里
店主
店主
悠里
悠里
店主
店主
店主
悠里
店主
店主
悠里
悠里
悠里
悠里
悠里
悠里
そんな訳で、私はその日は家に1度帰ることにした
明日はなんでも屋とやらに行き、なんとかして手がかりを見つける
今度は失敗しない