処刑まであと6日
95番
…
源
今日は吠えないんだな
95番
うん…
95番は生きる希望を失い大人しくしていた。
源
(大人しくなったのはいい事か…)
95番
ねぇ…
源
?
95番
名前…
源
俺は柴崎 源だ
95番
しばざき…
源
どうした?
95番
俺…死にたくない…
源
…悪いがその運命は変えれない
95番
俺…なんで死ぬの…?
源
…
源
なんでだろうな…
源
最後まで…大人達の理不尽に付き合わされる運命なんだろうな…
源
…
源
(アイツは本当に死んでいい人間なのか…?)
源
(いや…俺は看守…囚人に情なんて要らない)
源
そうだよな…
看守「どしたー?」
源
あっいや何も無い…
看守「ふーん」
看守「それよりもうすぐ95番の処刑かー」
看守「あいつ最近は大人しくしてるけどまだまだ警戒が必要だな」
源
そうだな
看守「確か執行人はお前だっけ?」
源
あぁ
源
いつも通り早く終わらせるつもりだ
看守「そうだな死ぬやつに時間を割かないのがここの刑務所だ」
看守「ということで今日の死刑人片してくるわ」
源
分かった
95番
お父さん…
95番
お父さん…今何処にいるの…?
キャー!
誰か…!!警察を呼んでくれ!!
人喰いよ!!
気持ち悪い…!!
なんて恐ろしい奴だ…!
95番
うぅっ…
95番
俺…何したの…?
95番
なんで…怖いよ…死にたくないよ…っ
看守「95番!うるさいぞ!また懲罰房行きにされたいのか!!」
95番
黙れ!!
95番
お前らが勝手に閉じ込めたくせに!!
看守「チッ…おい出て来い懲罰房行きだ」
95番
ガルルルル
95番
(誰か…助けて…)






