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コメント
8件
うわまじか クローンだとは思いもしなかったわ やっぱはかは凄いなぁ✨ あんなこと言われたらムーチョのこと好きになるよ? そして普通に考えてはるちが可愛すぎる😍🤦♀️ ガチこの作品も好きすぎる🫰🏻💞 最近世界にバグ起きてるんじゃね?ってくらい暑いから体調に気をつけてね😉 次の作品も待ってるよーん🫶
クローンだったのか … !!? 最近の技術は凄いもんですなぁ … どの作品を見ても破瓜の投稿の中で この作品が1番好きなんだよね 、笑 次も待ってるよ 〜 !
待ってガチでパない どうやったらそんなクローンで作られた構成が出来るのか本当に疑問ですね もうあの、久しぶりとは思えない程のクオリティでビックリだヨ!!
うへぇ、
ここひさしいぃぃ
ぶりっ
えっと、
始まり始まり~
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Sanzu.H
Kurokawa.I
つ, 着きました !!
Kurokawa.I
いえいえ ッ
Sanzu.H
Kurokawa.I
Sanzu.H
ずっと窓の方を向いて
何も読み取れないような顔で
窓の外の景色か
はたまた , 窓に反射する自らの顔か
を , 眺め続けている
Kurokawa.I
Sanzu.H
Sanzu.H
どこか怯えるような
そんな態度
Kurokawa.I
そういい , すぐ離れて行きそうなコイツの
まだ , 空白の手首を掴む
Sanzu.H
どうして , ここまで美しい孤独を
作れるんだろうな
Kurokawa.I
気づけば
今までした事がないくらいふわっとした
優しい笑顔をコイツに向けていた
Sanzu.H
返ってくるのはぎこちない
色々なものが詰まって
固まってしまったような
偽りの笑顔だった
Sanzu.H
コツコツと 3人分のあし音が広く響いている
今、拐われている。
そんな自覚をもてていないまま
よく知らない場所を歩く
普通なら怖い事
でも、なんでだろうな
梵天の廊下より暖かくて
幹部と歩くより息がしやすくて
踏みしめる足の地面へ触れる感触が気持ち良くて
すごく , どこか居心地のいい場所だ
Kurokawa.I
ーー .
イザナとその部下らしき人が
オレを抜いて話していても
その内容を聞き取れなくても
誰とも話さず , ただ後を追ってるだけでも
あんなに , あんなに苦しい存在だったイザナが
安心する
Kurokawa.I
Sanzu.H
気づけば , 部下はいなくなっていた
Kurokawa.I
Sanzu.H
Kurokawa.I
やっぱりここでも要らないのか。
そう , 思いかけてしまった
Kurokawa.I
Sanzu.H
Kurokawa.I
Sanzu.H
Sanzu.H
どれだけ壊れそうでも
Sanzu.H
壊れたくても
Sanzu.H
Sanzu.H
壊れることをオレを必要としない回りが許してくれないから
Kurokawa.I
そういい , 少し悲しそうな顔をした気がした
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Sanzu.H
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Sanzu.H
オレはもう , コイツ
黒川イザナに憎しみも何も抱いてない
ただ , オレを壊してくれるかもしれない
そんな希望の念だけを抱いている
裏切られるとも知らずに
オレはまた
信じてしまった
イザナがオレを連れて訪れたのは
平屋だと思っていた建物の地下深くだった
Kurokawa.I
Sanzu.H
Kurokawa.I
Sanzu.H
Kurokawa.I
そういいイザナは更に奥の部屋へと進んだ
そこからは , 複数の人間がはなす声が聞こえた
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Haitani Ran (
Haitani Rindo(
Haitani Rindo(
Haitani Rindo(
Kakuchou . (
Kakuchou . (
Sanzu.H
Kurokawa.I
Sanzu.H
なんでコイツらがいるのか
今日だって一応存在を読み込まれたはずなのに
なんで「ひさしぶり」などと言うのか
全く理解できなかった
一瞬で裏切られた
そう感じた
Sanzu.H
Haitani Ran (
Haitani Rindo(
Haitani Ran (
Kurokawa.I
Sanzu.H
Kurokawa.I
Kurokawa.I
次元を超越したような事
でも , それを嘘だ
とは言えなかった
Sanzu.H
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Sanzu.H
Sanzu.H
Sanzu.H
Sanzu.H
Sanzu.H
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Sanzu.H
確かにそうだよな
死んだやつが生き返るなんてない
クローンだって夢のようなものだが
Kurokawa.I
Sanzu.H
Kurokawa.I
Haitani Ran (
Haitani Rindo(
Kakuchou . (
Sanzu.H
急に喋りだしたクローン達は
全部 , 天竺の時全員が言っていたことで
本当なんだと実感させられた
本音かどうかは別。
オレ以外有能な機械だから
Sanzu.H
無能だから
上手く理解出来なかったのかもしれない
馬鹿だから
それ以外の言葉が見つからなかったのかも知れない
もう廃棄物だから
考えることも億劫だったのかも知れない
俺の心はどこか静かで
嵐の前のようだった
Kurokawa.I
Sanzu.H
Kurokawa.I
Sanzu.H
Haitani Ran (
Sanzu.H
Haitani Rindo(
Kakuchou . (
やはり無能だったのかも知れない
やはり馬鹿だったのかも知れない
やっぱり
忘れられなかったのかも知れない
オレの中の
廃棄物に出来なかった
オレは振り返った
懐かしい , 気配がしたから
Sanzu.H
Mutou Y .
Sanzu.H
懐かしい
ただ
懐かしくて
懐かしくて
懐かしい
ふと、オレの頬は暖かくなった
Haitani Ran (
Haitani Rindo(
Kakuchou . (
Kurokawa.I
Sanzu.H
Mutou Y .
あぁ
こんな温かさを
オレみたいなやつが感じていいのだろうか
この , 大好きな手の温もりを
この , 大好きな優しい声を
オレみたいなやつが全身で
間近で
感じていいのだろうか
もし
これが
罠だったとしても
ただの道具として置かれるだけだとしても
オレは
それでいい
Sanzu.H
Haitani Ran (
Haitani Rindo(
Mutou Y .
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Kurokawa.I
Haitani Ran (
Haitani Rindo(
Kakuchou . (
Mutou Y .
沢山押し殺した
もういいよな
我慢できたよな
甘ったれていいのか ?
これが夢じゃないのなら
今だけ
泣きじゃくりたい
Sanzu.H
裏切ってしまってごめんなさい
Mutou Y .
Sanzu.H
殺してしまってごめんなさい
Mutou Y .
Mutou Y .
Mutou Y .
Mutou Y .
Sanzu.H
オレ , やっぱアンタが好きです
アンタについて行きたい
隊長について行きたい
オレの居場所は隊長がいい
夢でいい
だから
その間は
隊長になってください
Mutou Y .
Sanzu.H
Mutou Y .
Sanzu.H
この時
この場には
2人は白と黒の勾玉を背負い
金と白の髪を仄かな風になびかせていた
𝕤𝕖𝕖 𝕪𝕠𝕦𓂃🕊🩵
🫶 💬 +👤 ◀◁ 🙏