鬱先生
あの……今日からお世話になります……鬱です………僕は昔から涙が出ると宝石になるので………お金に困ってるなら俺、泣きますから……
グルッペン
鬱と言ったな?
鬱先生
はい………
グルッペン
泣いてみろ
トントン
グルさん!?
グルッペン
気になるではないか
トントン
それはそうやけど………
グルッペン
他のものが帰ってくる前に色々知っておきたいしな
鬱先生
では……これを
グルッペン
これは?
鬱先生
ナイフです。これで俺の腕を刺せば泣けます
トントン
グルさん……ホンマにやるんか?
グルッペン
やらないさ
グルッペン
鬱よ
鬱先生
はい
グルッペン
自分の力で泣け
鬱先生
!
グルッペン
人にお願いするな。自分でやれ
鬱先生
………分かりました
鬱先生
ザクッ………ポロッ
鬱先生
カランッ(綺麗な藍色の宝石が落ちる
トントン
!!
グルッペン
ほぉ、これは驚いた
鬱先生
2億はするらしいです………お納めください
トントン
ホンマに宝石や……
グルッペン
これは面白い……
こうして、鬱はグルッペンの元で育てることになった 最初はみんな反対だったが今じゃ家族みたいなものだ
鬱先生
ポロポロ
鬱先生
カランカランッ
シャオロン
大先生どうしたん?何か嫌ことあったんか?
鬱先生
ちがっ、怖い夢見てっ……怖くなっちゃって………ポロポロ
シャオロン
怖い夢って?
鬱先生
みんなが僕を殴ったりして泣かせて……グスッ
鬱先生
宝石目当てみたいな……そんな感じで……グスッ
グルッペン
鬱
鬱先生
!
グルッペン
私たちはお前をそんな風に扱わない。それを信じて欲しい
鬱先生
ぐ、ぅちゃ……
グルッペン
お前の居場所間はここだ……分かったな?
鬱先生
っ、うんポロポロニコッ







