〇〇
みんな、ちょっと電話してもいい?
ジン
なんで?
ナム
ごめんなさい。ちょっと無理です
テテ
いや、
ユンギ
一応、電話は出とこ
ボビ
分かりました。
ジミン
…………
グク
別に大丈夫ですよ。
〇〇
ありがとう、
テテ
で、なに?
〇〇
最後にちょっと、話したくてさ
グク
最後、?どうゆうことですか?
〇〇
まぁ落ち着いて
〇〇
これがホントの最後だから、
ジン
わかった
〇〇
ちょっと落ちるね、
グク
分かりました
テテ
ん、
ジミン
…………
〇〇はミュートにするのは忘れてます。
ユンギ
○○ミュートにするの忘れてね?
ジン
ほんとだ
テテ
また、くだらないことでしょ
ジミン
……………
グク
ジミニヒョンはなんで喋らないんですか?
〇〇
はぁ…もう、ここから飛び降りたいな
〇〇
タヒんだら楽になれるかな
テテ
は、?
ジミン
え、
ナム
今、なんて、、?
ボビ
○○…?
ユンギ
は?
ジン
○○?
グク
ヌナ、?
〇〇
ん?どうしたの?
グク
ヌナ!今どこにいるんですか!
〇〇
え、?
ユンギ
どこにいるか言ってくれ
〇〇
ここは夕日がきれいに見れるところだよ
グク
夕日がよく見える所?
ジミン
!
ジミン
○○そこから動かないで!
テテ
ぇ、?どうゆうこと?
テテ
どこに居るの?
ナム
夕日?
ジン
あ!
ユンギ
あそこか!
ボビ
え、どこ
ナム
事務所の屋上か!
テテ
え、
ボビ
○○!
〇〇
…………
〇〇
ねぇ、みんな
〇〇
最後にいい?
グク
なんですか?
テテ
なに?
ジミン
??どうした?
ナム
最後、
ボビ
なんで最後なの!
ユンギ
最後ってどういうことだよ!
ジン
なに?
〇〇
私、屋上で靴を脱ぎかけた時に
〇〇
三編みの先客に声をかけてしまった。
グク
??
テテ
どうゆうこと?
〇〇
口をついて出ただけ。
〇〇
ホントはどうでも良かった。
〇〇
先を越されるのがなんとなく癪だった。
グク
運命の人だった
〇〇
(どっかで聞いたようなこと聞いたやつだな)
テテ
どうしても愛されたかった。
〇〇
ふざけんな!
グク
!
テテ
!
ジミン
!
ナム
!
ボビ
!
ユンギ
!
ジン
!
〇〇
そんなことくらいで、私の先を越そうだなんて!
グク
え、
テテ
………
〇〇
欲しい物が手に入らないなんて
〇〇
奪われたことすらないくせに…
グク
分かりました。
テテ
○○の方が辛かったよな、
〇〇
(私の方があまり前辛かったよ、)
〇〇
さぁ、今日こそはと靴を脱ぎかけたらそこに
〇〇
背の低い女の子、また声をかけてしまった。
〇〇
(背の低い子は、語る。)
〇〇
(クラスでの孤独を)
♡♡
無視されて、奪われて、居場所がない
〇〇
(居場所がない?…笑)
〇〇
ふざけんな
〇〇
そんなことくらいで、私の先を越そうだなんて、
〇〇
それでも、みんなからは愛されて
〇〇
温かいごはんもあるんでしょ?
♡♡
お腹すいた、
〇〇
(お腹が空いただけで泣かないでよ、)
〇〇
(そうやって、何人かに声をかけて、追い返して)
〇〇
私自身の辛さは誰にも言えないままだな…
ナム
!……
ジミン
○○…
♡♡
お姉ちゃん、
ジン
○○
グク
ヌナ、なんか今までごめんね、
〇〇
初めて見つけたんだ
似たよな悩みの子
何人目かに会ったんだ
黄色いカーディガンの子
似たよな悩みの子
何人目かに会ったんだ
黄色いカーディガンの子
〇〇
家に帰る度に
増え続ける痣を
消し去ってしまうため
ここに来たのと言った
増え続ける痣を
消し去ってしまうため
ここに来たのと言った
〇〇
口について出ただけ
ホントはどうでも良かった。
思ってもいないこと
でも声をかけてしまった
ホントはどうでも良かった。
思ってもいないこと
でも声をかけてしまった
○○以外のみんな
ねぇ、やめてよ。
〇〇
…………
♡♡
(どうしよ)
♡♡
(お姉ちゃんは止められない。)
ボビ
(俺達には止める資格がない。)
ユンギ
それでも、ここからは消えてよ。
ジン
○○を見ていると苦しいんだ。
♡♡
(今日はやめておくよって言ってくれるかな)
〇〇
今日こそは、誰もいない
〇〇
わたしひとりだけ
〇〇
誰にも邪魔されない
〇〇
邪魔してはくれない
〇〇
カーディガンは脱いで
〇〇
三編みをほどいて
〇〇
背の低いわたしは
〇〇
今から飛びます。
グク
ヌナ大丈夫ですかね?
ジミン
大丈夫だと思お?
ナム
だな
ユンギ
………
ジン
ユンギ
テテ
○○…
ボビ
○○、
♡♡
お姉ちゃん…
グク
え、
ジミン
○○、?
♡♡
お姉ちゃん…?
ジン
え…
ユンギ
助けてあげれなかった…
テテ
○○、
グク
ヌナ、ごめんなさい。