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𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
𝗷𝘂𝗻𝗸𝗶
𝗷𝘂𝗻𝗸𝗶
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
𝗷𝘂𝗻𝗸𝗶
これで何回目なん。純喜くん前もそれ言ってたやん。 予定先入れたからまた今度でいい?って。 その"また今度"はいつ来るん?
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
もうそうとしか考えられへん。 だってココ最近の純喜くんはおかしかった。
今までだったら毎日キスして毎日好きってハグして、結構な頻度でえっちもしてた。 でもいつからか、キスもハグも好きも、えっちだってしなくなっていた。
純喜くんに好かれていた自信はあった。 他の人と予定が被った時は絶対俺のこと優先してくれたし、俺が少しでも調子悪かったりしたら一番に気付いてくれた。
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
何となくそんな気はしてた。 いつもよく目が合うその瞳は最近ではずっと瑠姫くんを捉えていて、俺と瑠姫くんが曲がり角でばったり会って正面からぶつかってしまった時は恋人の俺じゃなくて瑠姫くんの方に真っ先に駆け寄った。
その純喜くんを見て瑠姫くんとその場にいたメンバー、奨くんと景瑚くん、豆はとても驚いた顔をしていた。 俺と純喜くんが恋人関係であることはメンバーに公認済みで、恋人の俺の方に駆け寄らなかった純喜くんに驚いたのだろう。
俺はなぜか恥ずかしくなってその場から逃げ出してしまった。 いや、本当は勝手に溢れ出す涙をメンバーに見せたくなかったのかもしれない。 追いかけてきた景瑚くんに大丈夫かと聞かれて嘘だけど大丈夫と答えた。
でも一番申し訳なかったのは瑠姫くんに謝らせてしまったこと。
𝗿𝘂𝗸𝗶
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
𝗿𝘂𝗸𝗶
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
𝗿𝘂𝗸𝗶
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
𝗿𝘂𝗸𝗶
その日は結局適当に誤魔化した。 でもその日から明らかに純喜くんは俺じゃなくて瑠姫くんに構うようになった。
それはメンバーから見ても一目瞭然なようで何回も別れたの?とか喧嘩したの?って聞かれた。
そんなん知らんし。俺はまだ好きやもん。
でも、もう限界かもしれない。 恋人が他の人を好きになってしまったのにそのまま気にせず付き合えるほど俺の心は強くない。
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
ソファに1人ぽつんと座って考え事をして泣きそうになっていると誰からか着信が来ていた。
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
ピッ
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
𝗸𝗲𝗶𝗴𝗼
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
𝗸𝗲𝗶𝗴𝗼
𝗸𝗲𝗶𝗴𝗼
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶
𝗸𝗲𝗶𝗴𝗼
𝗸𝗲𝗶𝗴𝗼
プーッ、プーッ
𝘁𝗮𝗸𝘂𝗺𝗶