あれから数年。
俺達は高校生になっていた。
何となく、るざぴと引っ越した。
親との関係が悪かった訳でもない。
ただ、何となく。
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3人だけでの、小さな旅行を楽しんだ。
楽しかった。
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こんな時間がずっと続いてくれればと心から願った。
けれど、長く続く訳がなかった。
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俺が振り向いた時には、るざぴの腹から血が出ているのが見えた。
真っ白なTシャツが、赤く染まっている。
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俺がそう呟くと倒れていたるざぴが、荒い息と共に言う。
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痛々しい咳をして、空を見つめる。
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“後は任せたよ?”
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ふと、ルザクの言った事が気になった。
…他の人は、少し切り付けられたくらいみたいだった。
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気がつくと、俺の目からは涙が溢れていた。
周りに人が沢山集まってきて、ガードマンのような人が交通規制を掛ける。
そのすぐ後に、救急車と警察が同時に来た。
取り調べは、一切応じなかった。
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きっと、手術でどうにかなると信じてた。
けど、その希望はすぐに消えた。
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泣き叫んだ。
周りの目が、全く気にならなかった。
悲しくて、辛くて。
これからも、ずっと隣に…
…気がつくと、どこか分からない場所にいた。
あれだけ痛かった傷も。
今は何も感じない。
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コメント
2件
僕の癖でめちゃめちゃクライマックスの所を下げると言う性癖があります… ボソッと言うと、前回の話の闇るざぴは多分中主の気持ちです((
めちゃ闇深そう... 続き待ってる!