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ぶるーく

ん……ふぅ、

きりやん

落ち着いた…?

ぶるーく

うん、…

きりやん

お腹すいただろうし、夕飯作ってくる

ぶるーく

ぇ、あっ.......

きりやん

う~ん、

ぶるーく

……ありがと、作ってくれる…?

きりやん

おいで、包丁とかだったらちょっと離れてもらわないとだけど…

ぶるーく

っ…で、でも…邪魔になっちゃうじゃん、

きりやん

大丈夫だよ。ぶるーくのほうが心配じゃん?

ぶるーく

......ありがとう、

きりやん

きりやん

よし…何作ろうかなぁ

ぶるーくは俺の服をつかみながら隣で見ている

ぶるーく

………

きりやん

じゃあ…____作るか、

俺は冷蔵庫にある材料で作れるものを作ることにした

俺が材料を洗ったりし始めると、ぶるーくがバックハグみたいなことをしてきた。ぶるーくのほうが身長は高いが、肩に顔を埋めている

ぶるーく

ん.......、

きりやん

あ、ぶるっく?ちょっと切るからはなして?

ぶるーく

わかった、…

そういうと、少しだけ距離をとってくれるぶるーく。

きりやん

ん、もう切れた

切れたことを報告すると、すぐに抱き着いてきた

ぶるーく

ん、ぅ……

ほんとこいつ、でかい犬みたいだな…

きりやん

できたからリビング行こ?

ぶるーく

うん、!

きりやん

はい、隣おいで

ぶるーく

ん!

大分元気になったかな…?

「「いただきます」」

ぶるーく

ん…おいしい、

きりやん

ありがとう

ぶるーく

ごちそうさま、

きりやん

ごちそうさま

きりやん

ぶるーく、寝る?

ぶるーく

うん…お腹いっぱいになったら眠たくなった、

俺はぶるーくを連れて寝室に向かう

きりやん

今日は俺、離れないから安心して寝てよ?

ぶるーく

うん…ね、手…握っていい、?

きりやん

いいよ、…はい。

ぶるーく

ん……

俺がぶるーくの手をとると、嬉しそうに手をにぎにぎするぶるーく。

ぶるーく

ありがと…きりやん、!

きりやん

んーん、どうってことないよ

ぶるーくは微笑んで、目を瞑る。

きりやん

……ぶるーく、寝る時間増えてねぇか…?

ここは…?

ぶるーく

どこだろう、

小さいぶるーく

おにーちゃん、だれ?

ぶるーく

へっ…?

小さい僕…?って、もう1人走ってきてる、?

小さいきりやん

ちょっと!ぶるっく、そんなすぐに近づいちゃだめ…!

小さいぶるーく

ぁえ、…ごめん

小さいきりやん

なんもされてないから…うん、あ…

ぶるーく

えっと、

小さいきりやん

……ぶるっくに似てる…

小さいぶるーく

んえ、…ぁぁ確かに、にてる

ぶるーく

……あ、

思い出した…僕が小さい頃も、大きくなった僕の夢見たな…

きりやんと遊んでたら、急に出てきて…困ってて、

……まったく一緒の夢だ、

じゃあ、この子たちはぶるーくであり、ぶるーくじゃないって…ことかな、

なんで、きりやんいるんだろ

小さいぶるーく

ねぇ、遊ぼうよ…っ!

そうだ…自分を誘ったっけな、

小さいきりやん

え…あ、あぶないかもよ…?

ぶるーく

…大丈夫だよ、僕はなんもしない

僕が夢を見たときは、一緒にしばらく遊んだだけ

そしたら、急に大きくなった僕が消えて…

ぶるーく

…まぁ、いいか

小さいきりやん

…何もしないなら、あそぶ

小さいぶるーく

やった、!あそぼあそぼ!

ぶるーく

うん、いいよw

僕たちは、その後鬼ごっこなどをして遊んだ

どれくらい時間がたっただろうか…でも、不思議に疲れなかった。

小さいぶるーく

ねぇ、お話しよ!

小さいきりやん

うん、したい!

ぶるーく

いいよ?何話そうか、

何話してくれたっけなぁ…あ、きりやんのこと教えてくれたきがする

ぶるーく

君たち、きりやんとぶるーくでしょ?

小さいきりやん

そうだけど…?

ぶるーく

僕も、大きくなったきりやんと今一緒にいるんだよ

小さいぶるーく

そうなの?

ぶるーく

うん、優しくて、頼りになって…かっこいいんだよ

小さいきりやん

俺も、大きくなったらやさしくなれるかな

ぶるーく

うん、なれるよ。君は優しい

小さいきりやん

…ありがとう、

もう、何時間たっただろうか。

ここは楽しい…けど、戻らなきゃ、

……あれ、どうやって戻るんだろう。戻れるまで、いても怒られないよね

僕は、意識を落とした___。

きりやん

……俺は、そのお前の言葉で優しくなれたんだぞ。

きりやん

同じ夢を見てたなんて、奇遇だな。

小さいきりやん

え…おれだ

きりやん

あ、どうも

小さいぶるーく

え?

俺は、ぶるーくが寝た後。自分も眠たくなって限界になるまでずっと手をつないでいた

きりやん

ほんとに、大丈夫か。こいつ…

手をつないで数時間。

ぶるーく

すぅ……

ぶるーくが微笑んだ。よかった…いい夢見てるみたいだ

とか、呑気なことを考える暇はなかった。

ぶるーくの体から、体温が奪われていく。

力がなくなっていく。

きりやん

っ…!?

きりやん

おい、ぶるーく…ぶるーく!!!

きりやん

おきろ!!おい、!!

ぶるーく

………

きりやん

お"きろ!!ぶるーく!!!

声がかすれる。

きりやん

起きろ、っ!!!

俺は、急に体がガクっ…と崩れる。

きりやん

ぁ…ぶる、く…っ

きりやん

ここは…、

きりやん

ははっ、懐かしい……

昔、俺が見た夢だ。

ここで、未来のぶるーくが____

ぶるーく

君たち、きりやんとぶるーくでしょ?

あれは…ぶるーく、?

小さいきりやん

そうだけど…?

ぶるーく

僕も、大きくなったきりやんと今一緒にいるんだよ

あぁ、そうだな…

小さいぶるーく

そうなの?

ぶるーく

うん、優しくて、頼りになって、かっこいいんだよ

俺は、そうなれたと思う。

小さいきりやん

俺も、大きくなったらやさしくなれるかな

ぶるーく

うん、なれるよ。君は優しい

………

小さいきりやん

…ありがとう、

俺が答えた数秒、ぶるーくが意識を落とした。さっきので起きてくれるといいんだけど。

…俺に、優しいって言ってくれてありがとう。

きりやん

……俺は、そのお前の言葉で優しくなれたんだぞ、

きりやん

同じ夢を見てたなんて、奇遇だな。

小さいきりやん

え…おれだ

きりやん

あ、どうも

小さいぶるーく

え?

きりやん

俺は優しい。だから、お前らも優しい。

小さいぶるーく

なにそれ…w

小さいきりやん

………

きりやん

…俺は戻る、じゃあね

俺は戻り方を知っている。未来の俺が昔、ここで教えてくれたからな

きりやん

戻りたかったら寝るんだ。

…ぶるーく、聞いてないな…

俺は意識を落とした__。

きりやん

ん……

まだ握っていた手は、暖かくなっていた。動いていた

ぶるーく

あ……きりやん、?

きりやん

…おはよう

ぶるーく

ぼく、懐かしい夢をみた…

きりやん

そっか…。ねぇ、今何時かわかる?

ぶるーく

へ…?

時計を見ると、もう3時。つまり、7時から寝ていたぶるーくは約20時間寝ていたことになる。

ぶるーく

ぇっと…3時…?

きりやん

お前は約20時間寝ていたことになる。

きりやん

……何か悩みでもあるのか?

きりやん

それなら…

ぶるーく

なにも、ない…

きりやん

………え?

ぶるーく

僕は…急に寝る時間が増えていった

ぶるーく

理由は…わかんない、悩みも…なにもない、

赤が永遠の眠りにつかないように。

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コメント

1

ユーザー

おお! 打ち明けましたね〜、brさぁん 同じ夢を見るって…運命...!?(( いいお話しすぎてずっと読んでられますねぇ...

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