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りず
さて
りず
昔のお話をしましょうか
りず
知っての通り､私は性同一性障害者です
りず
とは言え､4､5歳位まで知りませんでした
りず
ずっと自分に違和感があって
りず
男の子のはずなのに話が合わなくて
りず
女の子とは話が合って
りず
病院で検査したところ､性同一性障害者である事が判明したんです
りず
...私の本当の両親はそれが嫌なのか､私に暴力を振るい始めました
母
生まなきゃ良かった
父
お前の顔なんて見たくない
母
早くﾀﾋね
父
さっさと消えろ
りず
等々
りず
沢山の｢心無い一言｣をかけられました
りず
悔しくて悔しくて
りず
お父さんとお母さんは私の事で喧嘩して
りず
...そして
りず
私の兄だけを､可愛がって
りず
兄にもこう言われました
兄
お前みたいな障害者の弟を持った俺は不幸だよ
兄
それに､お前は期待されてないしこの家じゃ俺を引き立てるための
兄
醜い人間なんだよ
兄
お前はずっと俺の引き立て役で居ろよ？クソ弟
りず
こんな言葉が掛けられました
りず
そして､家に居場所は無いってわかって
りず
...このままで居たら
りず
私が壊れる
りず
なら､そうなる前に逃げなきゃ
りず
そう思いました
りず
こー見えても頭は良い方なので
りず
簡単に逃げれました
りず
喉が枯れそうで
りず
死にそうでした
りず
そんな途中に今の妹と会いました
妹
どうしたんですか？！大丈夫､ですか...？
りず
そう声を掛けてくれて
りず
｢大丈夫｣と言ったら
妹
えっ､声枯れてる！大丈夫じゃない...！おにぃさんお家は？
りず
そう聞かれて｢え...無い｣と言いました
妹
なら家に来てよ！大歓迎！
りず
そう言われて私は妹の姉になりました
りず
ここから先､知ってる人は多いと思うので省略します
りず
まぁ､言ってしまえ父と妹は受け入れてくれたけど
りず
母が受け入れてくれなくて殴られてたってことですね
りず
小5の頃､私は友達である慧音とクラス替えで一緒になりました
りず
小4までは馬鹿にされていたけど
りず
小5の時の同級生は優しくて
りず
感じたことの無い友達の優しさでした
りず
...とは言え
りず
人見知り気味になっていた私はクラスに馴染めはした物の
りず
あまり仲良くできませんでした
りず
ある日､慧音が
慧音
りず〜！りーぬくんって言う人知ってる？
りず
と言われました
りず
その時歌い手は知らなかったので
りず
｢知らない｣って言いました
慧音
聞いてみて！特に｢命に嫌われている｣の歌ってみた！歌い手さんなんだ！多分りずの好きな声だよ！
りず
と言われて､｢あ､あぁ､うん...｣
りず
と言いました
りず
そして､帰ってスマホを弄ってるとそ〜いや､慧音がなんか言ってたな〜と思い出して
りず
聞いてみました
りず
...凄く､心に響きました
りず
途中で涙が溢れて､そしてりーぬくんも性同一性障害で一緒だって思って
りず
とにかく､同じ障害を持っている人が居るって言うのが嬉しくて
りず
推したいって
りず
知りたいって
りず
応援したいって思ったんです
りず
すと○りを知ったのもりーぬくん経由でした
りず
そっから､毎日が楽しくなって
りず
次はどんな動画を投稿するんだろう
りず
次は何時間のリレー生放送をするんだろう等(尚､ほぼ全員集合枠しか見てない←)
りず
そう思うようになりました
りず
では
りず
バイバイ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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