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佐賀×長崎、長崎×佐賀
佐賀
図書館に来てみた
別に、本が好きってわけじゃなかったけど…
ここに来ると、君がいるから
佐賀
長崎
佐賀
ものすごく小さな鼻歌
話しかけようか迷うけど、楽しそうだし見てるだけにしよう
佐賀
佐賀
いざ来てみれば
意外と本も悪くない
佐賀
佐賀
長崎
佐賀
佐賀
いきなりでびっくりした
驚きすぎて、近くの人に注意されたよ
それを見て長崎は少し吹き出す
毎回、かっこ悪いとこ見せちゃうんだよなぁ…
長崎
長崎
佐賀
佐賀
長崎
長崎
長崎
長崎に会いたいから
……なんて言えるわけがなかった
佐賀
佐賀
佐賀
長崎
長崎
長崎
佐賀
佐賀
長崎
長崎
引き寄せられるように長崎について行く
長崎は多分、場所を覚えてるだけなんだろうけど…
迷いもなく本のもとへ行く姿は
まるで本に呼び寄せられているようだった
長崎
佐賀にどうしても読んでほしかった本
僕は迷いなく手を伸ばした
長崎
佐賀
佐賀
僕が渡したのは
戦時中の街を舞台にした恋愛小説
恋仲だった2人が離れ離れになり
最終的に、骨になった男の人を女の人が迎える
感動恋愛ものだ
長崎
佐賀
佐賀
長崎
佐賀
僕がこの本を渡したの、なんでかわかる?
君はもう覚えてないよね
あのね、僕もこの本と同じだったんだ
君が思い出すことはないだろうけど
少しでも、希望をみたいの
長崎
長崎
佐賀
長崎
佐賀
佐賀
長崎
長崎
佐賀
元気よく返事をされ、もし思い出したら…と
少しだけ罪悪感が湧いた
が、あくまで少しだけ
佐賀
佐賀
長崎
棚の角に引っかかり、思いっきりずっこけた
全く、君はいつもかっこ悪い
長崎
佐賀
長崎
佐賀
佐賀
佐賀
佐賀
長崎
長崎
佐賀
長崎
長崎
佐賀
佐賀
間抜けな声を出して、顔がすぐに赤くなる
全く、君は本当にかっこ悪い
かっこ悪くて…好きだよ
長崎
長崎
佐賀
照れ隠し、かな
そのまま佐賀の腕を引っ張った
佐賀は…
笑っていた
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