目の前に現れたのは
綺麗な白色で毛先が桃色に染まっている髪に、ピンクトルマリンを埋め込んだみたいな瞳、顔の目の下に連なっている模様が印象的な美形の男性だった
テレビのアイドルや俳優と言われても、可笑しくないくらい
syu
kz
…甘い、雰囲気がとにかく甘い
ほんと、呑み込まれてしまいそうなくらい
そして、周りにいる人達も、明らかにザワついていた
MOB
MOB
MOB
さ、騒がしい…
周りから、羨望や嫉妬など様々な感情が入り混じっている視線を向けられる
kz
syu
kz
syu
kz
MOB
kzさんは、俺の顔に両手を添えて、優しく、それでいて誘うように自分の方へと顔を向かせた
待って待って…!
無理無理、キャパオーバーだって…///
syu
kz
syu
kz
kz
syu
あー、やばい、本当に堕ちそう…
kz
syu
kz
kz
syu
そうしたら、kzさんはまるで自分事のように心配してくれた
kz
syu
嫌なことを話したってのに、直ぐにいい方向へ導いてくれる
ほんっと、上手いな/
kz
syu
kz
syu
syu
kz
syu
来るわけない、多分これも営業だから
kz
syu
俺は、kzさんとの会話を弾ませていた
kzさんの声は、甘いけど、甘ったるすぎなくて、どこか透き通って、透明感のあるそんな声だった
だから、心地好くて、自然と身を委ねられる
MOB
kz
kz
kz
syu
何言ってんだろ、俺
ホストなんて、何人もの客を相手するし、kzさんは何と言っても2大トップ…即ちNo.1だから、太客が大勢居るだろう
また来るかも分からない、俺みたいな初回の奴を覚えていられる程、暇じゃないだろうし
でも、何故か俺は自分の欲に逆らえなかった
何でだろうね、こんなはずじゃなかったのにね
こんなん、もう堕ちてることを認めてるようなもんじゃん笑
でも、今だけは、この答えくらいは聞かせてほしい
全て“嘘”なのは分かってるけど…
kz
kz
syu
次、来店するかなんて分からない
もしかしたら、kzさんに会うのも、これで最後かもしれない
ただ、今は、この一時の夢で暴れたいと強く思ったんだ
syu
kz
kz
syu
そして、fuさんを連れていったrmと合流する
rm
syu
rm
rmは、まるで「ありえない」と言うような目で俺を見た
syu
rm
rm
rm
syu
そんな、まだホストの余韻が抜けていない会話をしながら、俺達はネオンの街を抜けていった
コメント
7件
初コメ失礼します!かざねさんとしゅうとさんのペア好きなのでみててわくわくします! 尊すぎます😇
みんなクッソかわええッッ!!!!